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プロローグ

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これからよろしくお願いいたします!

「もぎゃぁぁぁぁぁっつ!!」

「あっはっはっはっは!!俺達の恨みを思い知るがよいわ竜鉄(りゅうてつ) 雷司らいじめ!!」

「俺達『泣ける男の背中衆』から逃れられるとは思うなよ!!」


 とある午後、全速力で走っている高校生たちがいた。



「何でこんなことをするんだよ!!」


 走りながら俺、丸山高校1年の竜鉄(りゅうてつ) 雷司らいじは全速力で奴らが持っているある物から逃げていた。


「笑止!!身に覚えがないとは言わせん!!」

「貴様がこれまでしてきた非道の数々!!」

「俺らは許せねぇんだよ!!」

「だから何をだよ!!」


 今日、高校の授業が終わったときに、こいつらに俺は追いかけられていた。


 全速力なのだが、俺も追いかけてきているあいつらもほぼ同じ速度の様で引き離しきれない。



「黙れこのリア充もどき!!」

「もどき!?」


 なにその言葉!?初めて聞くんだけど!?


「俺がクラスメイトの美羽ちゃんに一世一代の告白をしたら、『雷司君の方が良い』と言われてフラれたんだぞ!!」

「こちらは華美に告白したら同様のを!!」

「こちらも」

「以下同文!!」

「それって逆恨みじゃん!!」


 ひどくないかそれ!!俺は別に何もしていないじゃん!!


「黙れ!!そのため我らはこれまで女子に告白してきたが、皆『おまえの方が良いという』ようなフラれ方をした者たちで『泣ける男の涙衆』と言う組織を立ち上げたのだ!!」

「そのあとにお前に恨みを晴らすため、弱点を調べに調べ上げた!!」

「雨の日も風の日も毎日毎日!!」

「そしてついに見つけたのだ!!」

「「「「お前は毛虫が大の苦手だと!!」」」」


 そう、やつらが手に持っているのは無数の毛虫の山である。


 というか、誰だって嫌だろ!!


「そこで我らは今日、お前に復讐するために!!」

「来る日も来る日も毛虫を集め続け!!」

「今日の下校時に決行し!!」

「追いかけているのだ!!」

「その労力をもっといい方向へと使え!!」


 物凄い迷惑な話だよ!!



 だが、このまま何とか逃げ回っていれば体力から考えて俺の方が逃げ切れ、


ぷっぷーーーー!!


「へ?」


ばぁぁぁぁん!!


 気が付いたときには目の前に車が迫っており、俺たちは毛虫を巻きちらしながら全員跳ねられて、そこから意識を失うのであった・・・・・・










毛虫がマジで苦手です

作者も苦手です

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