スメールチ・ザガートカ・アジヴィーニエ
【スメールチ・ザガートカ・アジヴィーニエ】
九月十一日生まれ。誕生花はアロエで『理性を働かせて行動する冷静な人』という特徴と、『信頼』という花言葉があります。
とても目に優しいアースカラー。髪は緑でローブが茶色っぽい訳なのですが、彼は世界を渡り歩く商人なので、もしかしたら危険時は森に逃げ込んで風景と同化するためかもしれませんね。
身長は一九〇センチぐらいとかなりの長身。ガトリングを振り回せるぐらいには筋肉がついていますが、ローブに隠されて体型は分からないようになっています。とても中性的な顔立ちで、外見だけでは性別の判断がつきません。実際、ブランテは性別を勘違いしてスメールチをナンパしてしまいました。
なんて、性別が迷子になっている設定を作ったのは、ギリギリまで彼の性別をどうするか悩んでいたからです。スメールチはプロットには全く書いておらず、唐突に作って投入したキャラでした。女の子が足りないと思って作ったはずだったのですが……結局男にしてしまいましたね。
性別が発覚したあとのスメールチはただのイケメンです。お色気キャラということで、無印では散々な目に遭っていますが2ではかなり頼もしいことになっています。無印でも頼もしかったんですけどね。相手が悪かったということにしておきましょう。
スメールチはパラネージェの出身です。パラネージェはロシアをモチーフにしているので、スメールチの名前もロシア語になっています。スメールチは『死』、ザガートカは『謎』、アジヴィーニエは『蘇生』だったと思いますが、今検索してみても出てこなかったので、アジヴィーニエはもしかしたら違うかもしれません。中学二年生が大暴れしているのは確かなんですけどね。
死はブランテの死を、謎はスメールチ自身の存在を、蘇生は2でのクリムの復活を一応暗示していたはずです。登場のタイミングもブランテの死云々を狙ったところでした。
登場してきて早々に、ネロの恋人だと言い出したり、ちゃっかりナディアに自分のことをあだ名で呼ばせたりと随分自由奔放な奴でしたが、全て私の好みです。申し訳ないくらいに私の好みを詰め込んでおります。殆ど無表情で、ごくたまに感情が出てくるとか、戦闘シーンでやけに攻撃を食らうとか、その辺は完全に私の趣味だったのです。彼には悪いことをしてしまいました。
バイだなんだと言いながら結局ロレーナのことが大好きなスメールチですが、よく考えてみれば無表情でガン見ってどうなんでしょう……。怖いしロレーナは気付かなさそうだし、いつまでたっても発展しませんね。ナディアちゃん助けてあげてください。
リヴェラとは似た者同士で、似た者同士であるが故にいじめたいと思っています。リヴェラは蛇が苦手ですが、スメールチは苦手ではない、むしろ好きな部類なので、蛇を見つけてはリヴェラのところへ持っていきそうです。この関係は私と相方の関係に似ていますね。ちなみに私がリヴェラで、相方がスメールチです。相方は蛙も持ってくるのでスメールチも多分持ってくるのでしょうね。やめてほしいです。