ジェラルド・チェルヴィ
【ジェラルド・チェルヴィ】
十二月七日生まれ。誕生花はラケナリアで、『日々の生活を楽しめる自由人』という特徴と、『変化』という花言葉があります。
唯一の黒肌キャラで、唯一の筋肉ムキムキ筋肉ダルマです。身長も二〇〇センチを越えており、ネロとの身長差はなんと三〇センチ。でかいです。とにかくでかいです。
ネロとは五歳差です。サイトでは六歳下の妹がいると書いてしまいましたが、それだと過去編でおかしなことになるのでここで訂正します。二歳差です。二歳年下のラヴィーナを溺愛するシスコンジェラルド君です。
実はジェラルドはネロと喧嘩をさせるためだけに作ったようなキャラだったので、設定なんて殆ど何も作っていませんでした。シスコンだということと、ネロが嫌いということと、喧嘩が無駄に強いということだけです。ですので、彼の作中での変化や活躍が一番予想外でした。
悪役にしたかったので、ゲスっぽく女の子に手を出しては泣かせているという設定を作りましたが、重度のシスコンだしチュウバンカラただのジャイアンだしで普通にいいやつになってしまいました。女の子を泣かせはするものの特に大きな問題になっていないのもそんな彼の性格があるからかもしれませんね。
2では流石に年齢的に結婚した方がいいだろうと判断し、結婚することになりました。超モブキャラだったくせに一番最初に恋愛を成功させてしまっています。ルーナに散々なことを言って、ルーナがくっつくと嫌そうな顔をしますが、私には全て照れ隠しにしか見えないので、何だかんだジェラルドは純粋なやつなんだと思われます。彼女をずっとつくらなかったので、恋愛を経験したことがなかったのが原因ですね。
ブランテのようにニート説が浮上しているわけではなく、彼は真面目に大工として日々汗を流しています。だから余計に筋肉がついたんでしょうね。熱烈なアプローチをしてきたルーナを、角材を振り回して追い払うという荒業を軽々とこなせるぐらいには鍛えてあります。筋肉フェチのルーナさんにはたまらないでしょうね。
結婚をして子供ができましたが、ジェラルドは多分死ぬまでラヴィーナのことが一番好きなのでしょう。過去編でジェラルドは化け物と化したラヴィーナを自身の手で滅多刺しにして殺してしまいましたが、それが余計にラヴィーナに対する思いに拍車をかけたのかもしれません。
ラヴィーナを化け物に変えたと信じて疑わなかったジェラルドは、その後単独で魔女を探すようになります。もしかしたら泣かせてきた女の子たちも魔女と疑わしかったからという理由があるかもしれませんね。クリムに反応したのもそこが関係しています。しかしそんなことを知らないネロは当然キレて喧嘩になるわけです。返り討ちにするジェラルドが格好いいですね。
ネロのことはずっとヴァンパイアの息子だからという理由をつけて突っ掛かっていましたが、理由などなくただ嫌いだったというのが本当のところです。なんかよく分からないけど、合わないし言動が腹立つし嫌いっていう人って必ず一人ぐらいいますよね。そういうことです。一方でブランテとは仲がよく、死んでしまったブランテに積極的に花を手向けています。ネロがいるので二人がゆっくり話す機会はあまりありませんでしたが、喧嘩を通して拳で語り合っているので十分でしょう。男です。