ナディア・ベルトリーニ
【ナディア・ベルトリーニ】
誕生日は八月十五日。誕生花はヒマワリで、ヒマワリには『前向きな姿勢の心の持ち主』という性格上の特徴と、『憧れ』『熱愛』といった花言葉があります。
身長は一六〇センチくらい。バストはCカップくらい。着痩せするタイプかもしれません。
無印では右側だけみつあみにしていましたが、2ではみつあみが二本に増え、更に後ろで束ねています。地味に髪型が変わりました。
よくも悪くも素直な子で、普段の言動からすればアホの子だと思うことでしょう。しかしこの子、案外鋭いし、ちゃんと色々考えているんですよね。
一途すぎたが故に、無印では若干のヤンデレと化し、呪いのような告白をしつつクリムに暴言を吐いた上、ロレーナとの関係も壊れかけました。当時はクリムを化け物扱いした彼女ですが、嫉妬からの発言なので本当は種族とかそういうのはどうでもよかったのでしょう。だからすぐにロレーナと仲直りすることができたし、クリムとも仲直りしたいと思ったのです。
実はナディアが豹変して色々と吐き出すシーンは最初から考えていたものではありませんでした。書いていて、クリムを化け物扱いする下りをいれようと唐突に思いつき挿入しました。ナディアとネロのやり取りはあまり考えて書いたものではなく、『キャラが勝手に動く』という現象を目の当たりにしました。書きながらちょっとナディアちゃん落ち着いてくれと何度思ったことでしょう。
彼女の一途さは2でも変わりませんでした。本当は2で新しい好きな人か、彼氏をつくってあげたかったのですが、そんなことをすると一途という性格を殺してしまうことになるので断念。結果、一応諦めはしたものの、未だにネロのことは好きという少し悲しいことになってしまいました。果たして新しい恋を見つけることはできるのでしょうか。
親友であるロレーナの恋に関しては積極的に応援をします。ロレーナがブランテのことを好きだったときもそうですね。スメールチがそれっぽい視線を送り始めたことに目敏く気付いたので、今後もロレーナの恋の応援をすることでしょう。少し楽しんでいる部分もあると思います。女の子なので恋バナが主食かもしれませんね。
ナディアは、IRのなかでは唯一の物理的に戦えないキャラになります。あくまでも普通の女の子なので、格闘技術は持ち合わせていないのです。精々走り込んでタックルをするぐらいでしょうが、それもロレーナ相手にしか発動しなさそうです。私がつくる女性陣は下手したら男性陣よりも強い傾向にあるので、珍しいキャラかもしれません。もしかしたら唯一になるかもしれませんね。一応『空想スイリ』の鶴ヶ谷が戦わない女の子ではありますが、そもそもスイリは戦う要素がありませんし、鶴ヶ谷は何となく強いと感じさせるオーラがあるので除外します。
ナディアもモブキャラのつもりで作っていました。ロレーナのように実はハーフとかそういう設定もないので、名前以外にほとんど設定が作られていませんでした。ストーリーが進むにつれ設定とキャラが出来てきたタイプですね。ですので名前もイタリア人名辞典なるサイトからお借りしてつけております。意味なんてありません。
花屋の娘ということで、2ではしっかり花屋らしいところを描こうとした結果、花について詳しい一面を披露することになりました。店番をサボろうとしているわりには確り知っているんですね。クリムの次に花に詳しいかもしれません。