その他
【アデリーナ・レトゥール】
ロドルフォの妻。モンスターにはならなかったものの、変異していく細胞に周りが耐えきれず病死という形になってしまいました。果たして彼女は幸せだったのでしょうか。
娘を失ったばかりの時は現実を受け止められずヒステリックに喚いてばかりいましたが、ネロとブランテを見て二人を育てようと立ち直ることのできた強い女性です。娘を二人に投影してしまっているということも自覚していました。しかし、ネロとブランテは真っ当な人間に育ったわけですから、決して間違った育て方はしていないでしょう。
意識を失う間際にアデリーナはネロに遺言を託します。彼女はその言葉がどれだけロドルフォを縛るか知っていたのでしょう。もしかしたら、罪滅ぼしをしたいのなら生きて果たしなさいという彼女なりの叱咤だったのかもしれませんね。ネロとブランテの様子を見て、二人がロドルフォにきつく当たることは予想できたはずですから。結局ロドルフォにきつく当たったのはブランテだけだったんですけどね。
【エミリア・レトゥール】
イケニエ事件で命を落とすことになってしまったロドルフォとアデリーナの愛娘。下半身を生け贄として奪われてしまいました。幼くして命を落としてしまったので特筆すべきことがないという残念な一面も。
【アルバと名乗る青年】
ヴィッティマに住んでいた青年。彼はモンスターになってしまった町の住人たちと会話することができました。最後に腕を絡めたあのミニドラゴンは青年の彼女のつもりです。彼女がドラゴンになっていく様を見て、ドラゴンになった彼女が死にたいと訴えるのを聞いて、心中するいい方法を考えた結果があれでした。ドラゴンなら普通には殺せないと思ったのでしょう。最初挙動不審だったのは、死ぬための作戦を考えていて、それに騎士団を利用するために慣れない演技をしたからです。ごり押しで囮になると名乗り出たのもそのためですね。正気ではなくなっていたでしょう。
【ラヴィーナ・チェルヴィ】
ジェラルドが愛してやまない妹。彼女はイケニエ事件の結果、悪魔と化してしまいました。彼女の凄いところは、自分の身体に起きている異変を事前に察知して、ジェラルドに殺される準備をしていたことです。包丁をもって襲いかかるジェラルドに、ラヴィーナは一切の抵抗をしませんでした。もし、彼女があの場で悪魔になどならず普通に成長していったら、どんな女性になっていたんでしょうね。
【植物型モンスター】
ネロとスメールチに毒を喰らわせ、その後治療した彼(?)と、クリムの家にいてスメールチにお願いをした彼(?)は同一人物……いえ、同一植物です。クリムの魔術によって自我と記憶を手に入れた後、知能がとても発達したのでした。ネロに色々教えたのも彼です。他のモンスターは人間の言葉を話せないので。
【死神】
植物型モンスターの彼にブランテの身体と引き換えにブランテの魂を現世に戻してほしいと頼まれ、渋々了承した死神です。彼がブランテの魂を現世に戻す際どういう行動をとったかというのは2に書いてある通り。
ヴァンパイアが作ったブランテの身体の中に入って現世での活動を始めたため、その後の死神さんはかなり強いことでしょう。外見は少々弄りましたが、元はブランテなのでネロたちと会ったときが面白いことになりそうですね。
【スフォリアテッレ】
人物でもモンスターでもありませんが、IRにおいてとても重要なパン。作者は食べたことがありません。食べてみたいですね。




