最強メイドと最強執事
私はレイン・ロールネス。私には専属執事と専属メイドがいます。
「おっはよーございまーす!レイン様!」
「うーーん…おはよう、エリール…」
エリール・ミルロルト。専属メイドである。料理と掃除が得意で私の部屋はいつも新居のような綺麗さを保っている。私は身体を起こして着替えを終え、食堂に向かう。食堂には父上と母上がすでに食事をとっていた。
「おはよう、レイン。」
「おはようございます。母上、父上」
「あら、今日はユキは一緒じゃないの?」
「ユキは今日は王都に呼び出されています。父上から聞いていなかったのですか?」
「あらあら、聞いていませんよ。ねえ、あなた?」
瞬間母上の顔は鬼のようになり、父上の顔は真っ青になった。私はすぐに食事を終えて食堂を後にした。
「ユキはいつ戻るか知っている?」
「ユキさんからは早くて5日、長くて2週間と伺っています。」
「わかったわ。」
ユキ・スノーデン。専属執事である。剣術は右に出るものはおらず、他のこともある程度は出来る。凡人から見ると天才というべき存在だ。そんな彼はその剣の腕前によりたまに王都に呼び出され騎士の指導で呼ばれることが多い。本来なら断るべきなのだが王族からのお願い(半強制的)のため断れず今回のようにたまに私の隣にいない時がある。
「今頃騎士たちは悲鳴を上げているでしょうね。」
「そうでしょうね。ユキさんの指導は厳しいですし…特に騎士には魔法を得意とする者もいると聞いたことがありますので尚更でしょうね。」
「それじゃあ行きましょうか。」
「はい!」
・・・
私はヨツガ学園の学生をしている。ここでは貴族を中心にいろんな知識を学びたいという者たちが集まっている。私もその1人である。
「おはよーレインちゃん。」
「おはよ。リリ。」
リリ・ルーデン。私の友達の1人で平民である。この学園は貴族は簡単に入れるが平民が入るためには相当な努力が必要とされている。尚且つこの学園内では平民は貴族から蔑まれている。そのため好き好んでここに来る平民はほとんどいない。リリは私が友達であることを公言しているためいじめなどはされていないらしいけど…




