最強
冒険者ギルド、男女問わず入ることができ、魔物などを殺し魔物の核やアイテムなどを売って金に換えることができる場所である。ここハイナル王国の冒険者ギルドには世界でも屈指の実力者がいる。それは…
・・・
僕は山口晴斗、最近冒険者になった。僕がどの依頼を受けようか迷っていると1人の女性が僕の横に立ち、掲示板から1つ依頼の紙を取っていった。
『あれ?さっきの人、どこかで見たことあるような…』
女性はその紙を受付に持っていった。
「この依頼を受けたいのだけれど?」
「はい、って春香様ではないですか!」
受付嬢がそう言うと周りがざわめきだす。江口春香、ハイナル王国を中心に活動しているS級冒険者で世界でも屈指の実力者だ。
「で、受けられるの?」
「えーと、この依頼は最低でも2人以上でなければだめですね。」
「S級冒険者の私でもか?」
「はい。そういうルールになっておりまして…」
「そうか。なら…」
春香さんは方向を変えて僕の方に近づいてくる。
「彼を連れていく。それならば受けられるのだろう?」
「え?」
「えーと、それなら可能ですが…その子は最近入ったばかりでまだE級ですよ?」
冒険者にはランクというのがある。EからAそしてS、ランクは強さの基準となっており、S級になるといろんなところで優遇してもらえるらしい。
「私は構わない。君はどうかな?」
「えーと…依頼内容によります…危険な依頼なら僕は参加できません。」
「大丈夫だ。D級ゴブリンを数体倒すだけだ。」
僕は一瞬違和感を感じた。だが、その程度なら問題ないか。
「わかりました。参加します。」
「はい。春香様と晴斗さんのお二人で依頼を受けるということですね。お気をつけてください。」
そして受付嬢に見送られながら僕たちは森の中に入っていった。
・・・
森の中、僕はいろいろ春香さんに聞いた。
「あの…質問いいですか?」
「なんだい?」
「なんで僕を選んだんですか?」
「ああ、そのことかい。まあ、一番最初に目についたってのもあるけど、私の師匠がいってたんだよ。強くなる者には独特の気配がするって。それを君から感じたからかな。」
「そう…なんですか…えーと、もう1ついいですか?」
「いいよ。私が無理やり君を連れてきたようなものだし。」
「ゴブリンは通常D級のモンスターです。でも依頼のランクはBだった。しかもゴブリン退治程度なら一人でも参加ができるはず。それなのに2人以上になっていた。どうしてですか?」
「依頼のランクの決め方は知っているかい?」
「よくわかっていません。」
「ギルド職員がその依頼の情報を集めて、規模、危険度、過去の被害などをみてランクを決めている。通常のゴブリン退治なら規模D、危険度D、被害D、依頼ランクDって感じにね。それがBってことはどういうことかわかるよね。」
「規模、危険度、被害などが通常のゴブリンより高かったってことですか?」
「そういうことになるね。ごめんねだますようなことをして、




