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12.類は友を呼んだら来た



「はぁ……はぁ……」


 


何周走ったかも覚えていない。

広大な敷地を1人、爆走している令嬢がいた。

 


実家の侍女達は始めこそ見守っていたが終わらないと判断すると『終わったら、声掛けて下さいね〜』と各自持ち場へと戻って行った。



 

 

数時間前――


 


妃教育の休憩時間に中庭を散策していた翠の元へアストゥロは来るや否や、無言で自室まで腕を引き妃教育の停止と早々に実家へ戻るよう淡々と言い放った。


 

 

普段とはまるで様子が異なり翠を見ているようで意識は全く別の所に置いてるようで悲しくなる。



 

(ぐぬぬ……モヤッとするけど今は帰宅した方が良さそう)


 

 

善は急げと帰宅準備を早急に終わらせ馬車に乗り込もうとした直前に何故か止められる。今度はなんだ?と抗議の声を挙げるのも許されず……無言のままに転移魔法で送られ、お礼を述べようと振りかえれば既に消えた後。


 


「――――はぁあ〜〜?!」


 


説明ぐらいしろ!と一喝してやるとの気持ちでいたのに、自宅へ送り届けた後、ふいに見せた安堵する表情を見てしまい文句なんて言えなくなってしまった。


 

 

(1人で悩んでないで相談しろよー!クッソ〜……)




誰にも向けれないモヤモヤを胸に抱え、フラフラとした足取りで1階の談話室へ行けば驚いた顔の執事長とスキアに迎えられる。




「ビックリしたぁ。いつの間に帰ってたの?」


「、、、、たった今」


「「??」」


 


いじけて不貞腐れ顔の娘に、スキアと執事長は思わず顔を見合わせた。執事長は軽く頷き部屋を退出して行き、スキアは娘をそっとソファーへと誘導する。




今朝、妃教育をするべく皇城へと向かった翠。

勉強が終わるには早過ぎる帰宅に何事か起こったのは明白で、恐らくはアストゥロ絡みだろうと母の勘が働く。

 



スキアは無理に聞き出すことはせず翠の気分が落ち着くまで黙って隣に座っていた。暫くすると、執事長がデザートセットが乗るワゴンを持ち戻り黙々と準備を進めていく。


 


二人の思いやりに段々と落ち着きを取り戻し、これまでの経緯をポツリポツリと口にした。




「そうねぇ?

 聞く限りお一人で何かを抱え込んでいそうね」


「自分は頼りにならないのかと歯痒くて……」

 



モヤモヤを言葉にしてみれば、自分はアストゥロに頼りにしてもらえなくて悲しかったのだと理解できた。自分の正直な気持ちが腑に落ちたのとスキアの励ましで、次会ったらお互いの気持ちを話し合おうと決心する。




妃教育が延期となり来城する機会は格段に減る。城に住んでいた頃ですら顔を合わせたのは数少なかったのだ、入学まで1度も会えない可能性は大いに在った。



 

ネガティヴ思考に転じそうなのを感じ取り母は一言。


 

 

「そうだわ、ちょっと体動かせば?スッキリするわよ♪

 ――何十周か庭を走ってきなさいな」


 


いってら〜♪と満面の笑みで家を放り出し談話室の窓から執事長と手を振ってくる。落ち込む娘の対応としては物凄く雑だがスキアなりの励ましなのだろう。


 


(………………何十……何周の間違いじゃないの?

『罰として走って来い』のノリなんですけどぉ?!)


 


こうして・・・

 

 

 

「はぁ……はぁ……っ!!」


 


ハーブルベルト家の頂点に君臨する母の愛溢れるアドバイスにより、翠は何十周と庭を爆走中だ。鬱憤を晴らすべくジョギングしたが気持ちは中々晴れずに悶々とした想いと重なり走るスピードを上げていく。


 

その時。

頭上から思いもよらない人物の声が掛かる――


 


「ストーップ。それ以上スピード上げたら流石にバテるぞ?お前ドMにでもなった訳?」

 

「この声……」




――




その頃、執務室では――


 


「テメェ……もっかい言ってみろ」

 

「クオン落ち着きなさい。

殿下も詳しく話してくれますか?――理由を」


 


翠を強制的に実家へと戻し客室の準備を完了させた後、

アストゥロはルクスとクオンを執務室へと呼び出した。


 


「翠嬢を城へは来させないで欲しい、と言いました」


 


常日頃もっと上手い言い回しをするアストゥロが、周りにも事前説明無しに冷静さを欠いた行動を取っている。側近として近くで見ていたノックスは戸惑いを隠せなかったが意を決しルクス達に打ち明けるよう進言した。



 

「一人で抱え込むのは得策では無いな……

万が一状況が悪化した場合、我等は動けませんよ?」

 

「そうですね……僕一人では手に負えないでしょう」


 



アストゥロは自嘲気味に笑うと躊躇いを見せた。

クオンとノックスは親友のこんな姿を見るのは初めてで、事の重大さを思い知る。




「ルイ殿下が城に暫く滞在すると決定した。

彼には、この国に留学を希望する真の目的が別にある」

 

「裏があると想定はしていたが目的が分かったのか?」

 

「……………………彼女さ」


 


執務室が静寂に包まれる。


 


「…………は?……妹が標的だと?」

 

「待って下さい!

そもそも、お二人には全く面識がありませんよね?」


 


皆は戸惑いを隠せない。

大国の王族に目を付けられている両親のみならず

妹まで?とクオンは特にショックを受けていた。


 


「ルイ殿下は翠嬢を愛おしそうに一心に見つめていた。

近いうちに間違いなく接触してくるだろう」

 

「仮にそれが本当の目的だとして。

万が一にもアレス国に連れ去られてしまうなんて事になったら、助け出すのは安易ではありません!」


 


翠に幾ら注意しろと言っても王族を無視は出来ない。

接触自体を回避するのにも限界がある。

 


 

「学園では護衛騎士を側に置けない。

騎士の代わりに護衛の出来る者を早急に探さなければ」

 

「妹と同学年で護衛できる人物だなんて簡単には」


 


そんな人物が居れば、とっくに騎士候補に推薦されているだろう。どうすればいいのか……

皆が悩んでいた時、思いもよらぬ発言が飛び出す。


 



「こんなことも有ろうかと対策は取ってあるさ」

 

「「「は?」」」

 

「ルクス殿――対策とは?」



 

ルクスは普段通りの笑顔で続ける。




「娘の幼馴染で信頼できる子が共に入学してくれる」


「幼馴染…………?あの子を帰還させたのですか!?」


「待って下さい。ソウジュ以外に幼馴染だって?

……他にそんな奴いましたか?」




クオンは父とソウジュの会話について行けず焦る。

幼馴染であれば兄である自分が認知していて良い人物なのに、全く見当も付かない。




「バベルだよ」

 

「バベル?……誰です?存じませんが……」

 

「ぁあ、そっか。クオンが知る名前だったら――」




――

 



一方、ハーブルベルト家の庭では




「………………な、なんで此処に居るんだ?」

 

「第一声がソレかよ。

なんで?ぅ〜ん……お前の父ちゃんに呼ばれたから?」

 



木の上に座り呑気に返事を返す人物。

幼い頃から共に育ち、王太子妃の転移魔法に巻き込まれる1時間前にも一緒に居た。



 

「――――鈴」

「なぁに?」



 

地球で長い時間を共に過ごした親友は、軽々と木から飛び降り翠の目の前へと降り立つとニヤッと笑う。


 



(相変わらずの美少女……ぁれ?)





感動の場面だと分かっている。分かってはいるが……

美少女は相変わらずだけど男っぽく見えるのは気のせい?

目線同じ位だった筈だけど、私なんか見上げてない?

細身は相変わらずだけど……ゴツゴツしてませんか??


 

 

「えっと……どちら様?」

「は?なに急に。お前ふざけてんの?」



 

 ――

 


 執務室――


 


「……………………鈴?」


「そうだ。彼はスキアの実家ヒルトブルク一族に連なる者だから実力も十分だからね」


「彼??――俺の記憶上での鈴は女の子ですけど……

翠が通っていた学園は大学までエスカレーター式の女子校で安心だから、と選びましたよね?」




クオンの発言にソウジュは何とも言えない表情になる。

訳が分からず回答を求め父に視線を寄越した。



 

「ぇ〜っとね……

 ごめん!彼には女装して通ってもらってたんだ」


「・・・・・・・はぁ?」


「彼は影の一族だよ?変装なんてお手のものだ。

幾らソウジュであっても学校は一緒に通えないでしょ?女子校だって油断は出来ないから仕方無く、ね」


「翠は当然そのことは知って……」


「ん?なかなか言う機会がなくてねぇ」




(絶対にショック受けるに決まってる。親友だと信じていた人間が実は異性だったなんて……)


 


クオンは妹が傷付く姿を絶対に見たくない。

バベルには申し訳ないが、この星でも翠に出会う前に鈴として貫き通して貰えないかと必死に考えていた。




 

――




ハーブルベルト家の庭では――

 


兄の悩みなど露知らず。

妹は呆気なく親友との対面を果たしていた。


 


「髪短い。天パも無い。背高い。

 てか……そもそもアンタ…………男だったの?」

 

「ズラだったし?天パの方が可愛く見えるかなって。

身長なんて俺にかかれば変幻自在だし?元々男だけど文句あんのか?」


 

 

問題あるか?と言わんばかりの生意気な態度――!!




「本物だー!」

 

「当然だろーが、うるせぇな。

こんな可愛い偽物が居てたまるかって。

俺の本名はバベルって言うんだ――改めて宜しくな?」

 

「…………嬉しい、マジで嬉しいよぉ……

バベルゥ――これからも、ずっと側に居てねぇ……ぅぅ」


「泣き方きたねぇーよ!馬鹿、鼻水垂らすな!」

 


翠にとって鈴の存在は大きく性別は大きな問題では無い。高校まで男とバレずに過ごし、佐藤鈴として完璧な美少女を演じていたバベルは尊敬の念に尽きる。喧嘩が強いのも納得だ。



 

「ッハ!もしかして、、、一緒の学園に?」

 

「なんだよ、お前まだ聞いてないのか?

今回は変装しなくて良いから俺も楽だわ〜」

 

「やったぁあーーーー!!」

 

「ぉわ!?」


 


翠は歓喜のあまりバベルに抱きついた。

長年の親友と共に同じ学舎で過ごせる楽しみと心強さで、入学の不安は一掃される。


 


「お前さ〜……()()俺だけにしとけよ?」

 

「へ?なにが?――それより、超楽しみ!」

 

「まぁ、いっか。俺もすげぇ楽しみだよ」


 


モヤモヤしていた心は晴々とした前向きな気持ちになり、アストゥロには会った時に理由を聞けば良いかといつもの調子に戻っていた。


 


「そうだ!久しぶりに再会したし街の散策行かない?」

 

「そうだなぁ〜。よしっ!行くか」


 


こうして――

2人は意気揚々と城下街へと繰り出して行った。


 


(そういえば、コイツしょっちゅう放課後デートとか言ってたけど、どっちの姿でしてたのかな……男?女?)

 



――


 


城下街――



 

「見て、この髪留め可愛い〜!」

 

「本当だ!ソレお前にめっちゃ似合うと思うぜ。

ほら、貸してみ?着けてやるよ」



 

街に出た2人はカフェでのんびりした後、雑貨店へと足を運ぶ。長年女装して過ごしたお陰で女子の好みを自然と身につけていたバベルは買い物を一緒に楽しんでいた。


 


「あそこの本屋にちょっと寄ってもいいか?」

 

「勿論♪」


 

 

沢山買い物を済ませた2人が次に選んだお店は上品な雰囲気の漂う静かな本屋だった。本が何冊か欲しいと言うバベルにゆっくりと選んでもらう為に、少し離れた所で翠も本を選ぶ事にする。




…………


チク……タク……チク…………





物静かな店内には時計の針の音と、ページを巡る音だけが聞こえる空間。いつの間にか集中して本を選んでいた翠だったが、自分の傍に人の気配が在ると感じた。



 

他にもお客さんが居るんだな、程度に思ったのも束の間。最近、何処かで嗅いだあの懐かしい香りがふわっと鼻を掠める。



香りに釣られ気配の方に視線を向けると、少し感覚をあけた場所で同じように本を読んでいる眼鏡を掛けた男の人。

この星には珍しい黒髪。長いまつ毛が影を落とし、眼鏡の男性の空間だけが別世界に見えるほど様になっている。


 

いつから居たんだろうか……?


 

不思議な雰囲気に惹かれ、無意識に見つめてしまう。

あまりにも堂々と見ていたからか、視線に気付いた眼鏡の男性が顔を上げた拍子にバッチリと目線が重なった。




「気に入った本は見つかりましたか?」

 

「……え?」

 

「熱心に読んでいらしたので、お声は掛けない方がいいかと思いまして」




物腰の柔らかい話し方で、そう言って微笑む眼鏡の男性はこの店の店主だそうだ。



 

翠は気に入った2冊の本を店主に渡し、レジへと向かう。店主とは会計の間も会話が弾んで本の感想を伝えに来ると約束をした。翠が選んだ本は長編物語なので続編と、他にもお勧めの本があるから準備して待っていると微笑む。




本を購入した直後にバベルも合流してきて3人でお喋りをひとしきり楽しんだ。店主の話しやすさにあっという間に時間は過ぎていき、気付けば門限ギリギリになってしまい2人は慌てて店を後にする。

 


 

「…………」

 

「どうしたん?急に浮かない顔して」

 

「ぅうん……歩き回って少し疲れたね。早く帰ろっか!」




仲良さそうに退店する2人の背中を本屋の店主は微笑みを浮かべ見えなくなるまで見送っていた。


 

 

「2人共、またおいで」



 

そう1人呟くと店内へと戻って行った。




――

 


 

執務室――


 


「そのバベルという人物が、翠嬢の幼馴染……」

 

「ええ。信頼できる子です」

 

「…………そう、ですか」


 


喜ばしい事なのにアストゥロの気分は晴れない。

学園で護衛できる人物が現れて良かったじゃないかと納得する心と、本心の奥底では仄暗い気持ちになっていた。『一人として男を彼女に近付けたくない』


 


「その人物に会わせてください」


 


何故こんなにも目障りな者ばかり湧いてくるのか。

感情は止めどなく零れ落ちアストゥロの胸の中を空白が埋め尽くし、指の先まで血の気は引き冷たくなる。

 


(ぁあ…………彼女に会いたい)


「今すぐ」


(お願いだ。僕の側から離れていくな――)


 

――


――――




「ただいま〜……あ゙?」

 

「どうしたん、、、ぅお!?なんだコレ……空気重ッ」


 


楽しい買い物で浮かれていた2人が元気よく帰路に着いたまでは良かったのだが、一歩入った室内はビリビリとした重たい空気に包まれていた。

 


「やあ、おかえり」

 

「……殿下」



アストゥロの表情筋は笑顔を象っているが、纏っている空気は威圧的な怖さを感じさせる。翠を自宅へ送り届けた時も様子は可笑しかったが、更に状態が悪くなっている様子に理由が解らず戸惑ってしまう。




「買い物、凄く楽しかったようだね。――それは?」

 

「ぁっ……これ?ピアスが可愛く『彼とお揃いなの?』


 


話を途中で遮られ翠は言葉に詰まる。

隣で様子を見ていたバベルは相手(アストゥロ)の態度が癪に触り、2人の間に立つとアストゥロを睨みつけた。


 


「文句あるならハッキリ言えや。

大体なぁ、俺達は物心ついた時から常に一緒で家族同然なんだ。出会ってたかだか数ヶ月の人間が偉そうにするな」


「家族、か……気持ちなど幾らでも変化する。

身近で過ごすうちに好意を抱くようになるかもしれない」


「だったらなんだよ?仮にアンタ以外の人間に想いを寄せようと、コイツ()の気持ちは自由だろーが」




次の瞬間、バベルの言葉に表情を一切失くしアストゥロは研ぎ澄まされた魔力を解き放った。



「殿下!?」



呼び掛けたが反応せず苦しい程の魔力が室内に充満していく。アストゥロが操る魔力は自身の性格を表したような暖かく穏やかなものだったが、今は他人が操っているかのように別物となっていた。




パコーーーンッ!!


 

「アンタねぇ、、、言い方ってもんがあるでしょーが!」


「痛ってぇ〜……俺悪くねぇもん!しょうがねぇじゃん。

 アイツ(アストゥロ)の態度まじで腹立つんだよ!」


 


翠が頭を叩くとバベルは負けじと言い返した。

互いに言い合う姿さえもアストゥロの目には非常に不愉快な光景に映り魔力は増幅していく。異変に気付いたバベルは咄嗟に翠の手を掴むとソファーの裏へと逃げ込んだ。




若干の焦りを滲ませつつ深呼吸し、呼吸が整うと呆れたような顔を翠へと向ける。

 


 

「あっぶねぇ…………とんでもねぇな。お前本当にいいの?

 アイツ(アストゥロ)とは婚約破棄した方がいいんじゃね?」


「今それどころじゃないでしょー!状況を見て!?」

 

「俺はお前に幸せになって貰いたいんだよ。

こんな風に威圧的に接してくるクズ野郎なんかに、お前は贅沢すぎるだろうが!」


 


2人がソファーに隠れヒソヒソ会話をする後ろでは、この状況が気に食わず益々力を解き放つアストゥロが居た。

盾にしているソファーが飛ばされそうになった時、騒動に気付き駆けつけたクオンによって運良く事なきを得ることが出来た。




「落ち着け!なんだこの部屋の有様は!?

 お前(アストゥロ)暴れる為に来た訳じゃないだろ?この大馬鹿者が!」


 


親友であるクオンの一喝により冷静さを取り戻したが、バベルとの間には埋めるつもりのない深い溝を作る結果となった。

 


 

※※※

 

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