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ホロ学園  作者: ホロ学園Project
3/8

第三話 こうして2人は結ばれた

入学式の次の日、ホームルーム前にて


ミオ先生「おはみょーん」


私「あ、ミオ先生おはようございます」


私(変わった挨拶だなぁ...)


ミオ先生「おはみょーん!あ、そーいえば昨日の件なんだけど私ちゃんさ、校長室の場所わかる?」


挨拶がてらに昨日の寮の件について話した。


私「はい!」


と、私は頷いた。


ミオ先生「そっか、それじゃ交渉頑張ってきてね!あ、それと、朝のホームルームには戻って来るんだよ!」


私 「はい!」


寮での生活許可が降るとは思うが、心のどこかでは許可が降らないかもと心配になっていた。


私(大丈夫きっとうまくいく!)


そう勇気を出してを入れ、校長室の扉をノックした。


私 「失礼します」


校長室に扉の軋む音だけが響く。

そんな静かな校長室に、見覚えのある人がいた。


私「え?みこちゃん なんでここに...」


そう、入学式の日に電車に乗り遅れた人だった。


みこち「あ!私ちゃんじゃん、にゃっはろ〜!」


そんなこんなで校長先生との交渉が始まる...。


〜校長室にて〜


校長「私さんみこさんおはようございます」


私・みこち「おはようございます」


校長「早速本題に入りますが、話は全てミオ先生とトワ先生から聞いてます」  


どうやら校長先生は既にこの事を知っていた様だ。


校長「それで、お二人共寮に住みたいんですね」


私「はい」


みこち「zzz」


私「みこちゃん起きなよ」


どうして校長室で、しかも校長先生の前で堂々と寝れるのか。本当に不思議な人だった。


校長「では、何故本校の寮を使用したいか理由を聞かせて下さい」


私「あ、はい。あの拷問具(すいせい列車)に乗りたくないからです!もうすいせい先生は胸だけじゃなくて気もちっちゃいんですよ!なんで壁街先生に運転させるん…」


その時、


バァァァンッッ!!!!!!


と、とてつもない爆音が校長室の入口から鳴り響き、校長室に誰かが入って来た。


???「おい」


私「っあ...」


みこち「あぁっ...」


校長「\(^o^)/」


そう言うとその誰かは私達2人の頸動脈付近にカッターを添えてきた。よく見るとそれは


    星街先生だった。


星街先生「おいお前ら」


私・みこち「は、はい...」


声が震える。


星街先生「言動と背後と夜道には気をつけろよ。次言ったら…何するだろうなぁ?」


星街先生「あぁ、校長先生も気をつけてくださいね。あの人みたいにならないように^^」


こうして、星街先生は破壊した扉を元に戻して校長室を去っていった。


私(どうやって扉直したの...?)


校長「き、気を取り直して...」


校長「次にみこさんが本校の寮を使用したいか理由を聞かせて下さい」


と、校長がみこに尋ねる。


みこち「みこもすいせい列車にのりたくないにぇ!」


私「敬語どこいったん...」


校長に対して礼儀とかないのかな、と思った私であった。


校長「ふむ...。では、結論から申し上げますが条件付きなら許可します」


みこち「やったにぇー!」


私「条件付きですか?」


その後、校長はとんでもない事を口にした。


校長「その条件ですが、私さん・さくらみこさんのお互いが同じ部屋に住むことです」


私「!?」


みこち「?」


と、まさかの共同生活を条件にして来た。


校長「まぁ、それにも理由があって、残りの空き部屋が一つしかなかったんですよ...。どうします?」


私「みこちゃんが良いなら」

みこち「私が良いなら」


私(???)


校長「では決定という事で宜しいですね?」


私・みこち「はい!」


これにて、校長との直談判は終わった。

私「これからよろしくねみこちゃん!」


みこち「にぇ!」


私(やっぱりみこちゃんって面白いなぁ...)

最初は心配だったけど、今となってはこれからの学園生活が楽しみで仕方がない私であった。


すいせい先生「校長先生逃げないでくださいね」


校長室を去ったと思われたほしまち先生が校長先生に対しそう告げた。


校長「スンマセン」


ー生徒会室ー


ホロ学園生徒会室にて...。


ししろん「そら会長本当によかったのですか?」


そら会長「何が?」


ししろん「あの寮の件ですが、本当は2部屋空いてたのに残り1部屋ということにしたんですよね?」


そら会長「えぇ、彼女達は"偶然"駅のホームで会い、さらに校長室でも"偶然"出会った。みこは友達としてとても面白い子だし、校長も今回の寮の件に関しては黙認しているから大丈夫よ」


生徒会員2「で、ですが...」


そら会長「異論あるの?じゃあ...敵だね?」


白上(ロリショタは最高ロリショタは最高ロリショタは最高ロリショタは最高)


かなたん「巨乳になりたいぃぃぃ!!」


ししろん(ま、私はホラーゲームで怖いのは慣れてるからこんなの怖くなななななないんだけどどどどね.........)


ー教室にてー


ミオ先生「あ、おかえり〜!どうだった?」


教室に戻るとミオ先生が声を掛けてくれた。


私「えーっと、結論から言いますと、2組のみこちゃんと寮で一緒に住むことになりました!」 


ミオ先生はとても驚愕している様子だった。


ミオ先生「みこちゃんと一緒に!?どうしてそうなったの?!」


私「いや、えぇ〜っと、部屋が1つしか空いてなかったんですよ」


と、私はミオ先生に何があったか説明をした。


ミオ先生「...なるほどね。ま、取り敢えず分かったよ」


そうこうしている内に、チャイムが鳴った。


ミオ先生「じゃあ朝のホームルーム始めます!今日は、委員会を決めます!」



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