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ダメな彼氏ほど、彼女の私は愛おしい!

作者: 七瀬
掲載日:2023/10/14






“ダメな彼氏ほど、彼女の私は愛おしい!”

私の彼氏は、限度を超えるほどダメ男だ!

仕事も長続きしない、やりたい事もない、いつもフラフラして

何もしない、稼ぎもないから私が必死に彼の分も稼ぐ!

それでも私は彼と付き合って満足している。




彼は何をやってもダメ男だけど、私の事だけは一途に愛してくれている。

私の事を大事にしてくれているのが私にも良く分かるからだ!

彼は、“嘘をつかない、どんな時も私だけを見てくれている、私を大事に

してくれる!”




仕事もしないで、私の部屋に転がり込んできたから! 

いつの間にか、“家事が完璧になっていた!”

掃除も洗濯も、料理も何もかも家の事は彼に任せておけば安心。

お金の管理まで彼に任せている。

私が働きに出ている間のご飯代は、一日500円を渡していると?

彼が好きなモノを買って食べるか? 食材を買ってきて自分で作って

食べているらしい。




『“ねえ? もう仕事には行かないの?”』

『どうせ働いても、長続きしないんだよな~』

『少しは我慢してみたら?』

『なんで俺が、我慢しないといけないんだよ!』

『少しはお金入れてくれると有難いんだけどな。』

『“そうしてあげたい気持ちはあるんだけど、無理だと思う。”』

『まあ、前の派遣の仕事も半日で帰って来たんだもんね!』

『そうそう! ムカつく上司でさ、俺に命令口調で言うから! 腹が立って

そのまま喧嘩になって辞めてやったよ!』

『どっちみち、長続きしなかったのかな。』

『3日も持たないと思う!』

『半日しか持たないなら? 仕事なんて無理か。』

『“俺は人の下で働くなんて無理なんだよ!”』

『自慢しないでくれる? それが普通なんだよ!』

『偉そうな上司になんで俺が従わないといけないんだよ!』

『皆、同じ気持なんだって! それでも働かないと生活できないし、

無理して皆働いてるのよ。』

『俺には絶対に無理だわ!』

『よくそんなで、今までやって来れたわね!』

『“前の彼女の時も、今みたいな生活してたしな。”』

『そうだろうね、そうじゃないとキミみたいな生き物は生きて

いけないだろうしね。』

『・・・な、なんかその言い方ムカつく!』

『私にムカつく前に仕事をしなさい! ほんと、ちゃんと仕事見つけて、

何時でもいいから仕事に私は行ってほしんだよね。』

『“まあ、あんまり期待しないでくれよな。”』

『もぉ~』

『あはははははッ~~~』

『“笑い事じゃないんだって!”』








私の彼は、“完全に社会不適合者に違いない!”

人と上手くやれない! 何かあると、直ぐに怒鳴ったり喧嘩になる!

何でも正直に言うもんだから、周りの人ともまた上手くいかない、

そのループが続くらしいのだ!

そりゃあ、ずっと仕事を続けていくのは無理だろう。

それでも私とは一緒に居ても、一度も喧嘩になったことはない!

こんな彼なのに、私が怒っていてもいつもニコニコして笑って聞いているだけ。

今想えば? 私と一緒に居て彼が怒ったところを一度も見た事がない!

彼が私に我慢しているのかといえば、そうでもないらしい。

私と二人の時は、ワガママも言うし、オナラもするし、ゲップもする。

部屋のどこかに、彼が脱いだ靴下が転がっていたりするのだ。

彼は私と一緒に居る時は、完全に気が緩みリラックスしていると思う!





・・・でも、一歩外に出れば?

彼は人と上手くやっていけない!

“それは何故なのか?”




ただ! このダメな彼氏を、彼女の私は愛おしくてしかたがない!

彼しか私は愛せないのだろう。


でも? いつかでいいから、

“彼にはちゃんと仕事に就いてほしいと私は思っている!”


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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