ダメな彼氏ほど、彼女の私は愛おしい!
“ダメな彼氏ほど、彼女の私は愛おしい!”
私の彼氏は、限度を超えるほどダメ男だ!
仕事も長続きしない、やりたい事もない、いつもフラフラして
何もしない、稼ぎもないから私が必死に彼の分も稼ぐ!
それでも私は彼と付き合って満足している。
彼は何をやってもダメ男だけど、私の事だけは一途に愛してくれている。
私の事を大事にしてくれているのが私にも良く分かるからだ!
彼は、“嘘をつかない、どんな時も私だけを見てくれている、私を大事に
してくれる!”
仕事もしないで、私の部屋に転がり込んできたから!
いつの間にか、“家事が完璧になっていた!”
掃除も洗濯も、料理も何もかも家の事は彼に任せておけば安心。
お金の管理まで彼に任せている。
私が働きに出ている間のご飯代は、一日500円を渡していると?
彼が好きなモノを買って食べるか? 食材を買ってきて自分で作って
食べているらしい。
『“ねえ? もう仕事には行かないの?”』
『どうせ働いても、長続きしないんだよな~』
『少しは我慢してみたら?』
『なんで俺が、我慢しないといけないんだよ!』
『少しはお金入れてくれると有難いんだけどな。』
『“そうしてあげたい気持ちはあるんだけど、無理だと思う。”』
『まあ、前の派遣の仕事も半日で帰って来たんだもんね!』
『そうそう! ムカつく上司でさ、俺に命令口調で言うから! 腹が立って
そのまま喧嘩になって辞めてやったよ!』
『どっちみち、長続きしなかったのかな。』
『3日も持たないと思う!』
『半日しか持たないなら? 仕事なんて無理か。』
『“俺は人の下で働くなんて無理なんだよ!”』
『自慢しないでくれる? それが普通なんだよ!』
『偉そうな上司になんで俺が従わないといけないんだよ!』
『皆、同じ気持なんだって! それでも働かないと生活できないし、
無理して皆働いてるのよ。』
『俺には絶対に無理だわ!』
『よくそんなで、今までやって来れたわね!』
『“前の彼女の時も、今みたいな生活してたしな。”』
『そうだろうね、そうじゃないとキミみたいな生き物は生きて
いけないだろうしね。』
『・・・な、なんかその言い方ムカつく!』
『私にムカつく前に仕事をしなさい! ほんと、ちゃんと仕事見つけて、
何時でもいいから仕事に私は行ってほしんだよね。』
『“まあ、あんまり期待しないでくれよな。”』
『もぉ~』
『あはははははッ~~~』
『“笑い事じゃないんだって!”』
私の彼は、“完全に社会不適合者に違いない!”
人と上手くやれない! 何かあると、直ぐに怒鳴ったり喧嘩になる!
何でも正直に言うもんだから、周りの人ともまた上手くいかない、
そのループが続くらしいのだ!
そりゃあ、ずっと仕事を続けていくのは無理だろう。
それでも私とは一緒に居ても、一度も喧嘩になったことはない!
こんな彼なのに、私が怒っていてもいつもニコニコして笑って聞いているだけ。
今想えば? 私と一緒に居て彼が怒ったところを一度も見た事がない!
彼が私に我慢しているのかといえば、そうでもないらしい。
私と二人の時は、ワガママも言うし、オナラもするし、ゲップもする。
部屋のどこかに、彼が脱いだ靴下が転がっていたりするのだ。
彼は私と一緒に居る時は、完全に気が緩みリラックスしていると思う!
・・・でも、一歩外に出れば?
彼は人と上手くやっていけない!
“それは何故なのか?”
ただ! このダメな彼氏を、彼女の私は愛おしくてしかたがない!
彼しか私は愛せないのだろう。
でも? いつかでいいから、
“彼にはちゃんと仕事に就いてほしいと私は思っている!”
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




