幽霊はいるのか?
SFというジャンルがあります
サイエンス・フィクションという科学的な空想物で、現在の科学では不可能な物品や現象を扱ったフィクションを知らないという人はいないと思います
ですが、そのジャンルの開拓者の事は知らないのではないでしょうか?
SFの父と呼ばれる人が実は2人いるんですが、ジュール・ヴェルヌ、ハーバート・ジョージ・ウェルズという今から200年ほど前の作家です
そのジュールが言ったとされる言葉が「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」というものです
これは手紙に書かれていたらしいのですが、現物は残っていません
しかしながら鳥のように空を飛びたい、魚のように海を泳ぎたいとどれほどの人が想像したでしょうか
手紙が届くの何日も心待ちにして、今すぐ話したいと思った人もたくさんいたでしょう
その人たちの想像は何年も何十年も何百年も経って実現されているのが今ではないでしょうか?
では幽霊は?
死後の世界はいつから想像されたのでしょうか?死んだ後も霊体がこの世界に残ると誰が想像したのでしょうか?
テレビや雑誌あるいはネットで縄文時代の幽霊を見たというのを聞いたことがあるでしょうか?
よくあるのは現代か、古くても軍人や落ち武者ではないでしょうか?
その頃にはすでに仏教が日本中に広まっていた時期です
仏教が広まり死後の世界があると、多くの人が想像してしまった。だから幽霊が生まれてしまったのでは?
それまでは幽霊なんて存在しなかったのに、宗教が幽霊を生み出してしまったのでは?
そうだとすれば日本に仏教が広まるより前の幽霊が居ないという説明にもなります
「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」
幽霊を想像できるなら幽霊が存在することもできるのではないでしょうか?
海外の怖い話や動画を見たことはありますか?
例えばポルターガイストやスレンダーマンですが、これは日本ではあまり見られない現象です
そういった話を聞いて育ち死んだからそういった現象を起こす存在になってしまったのではないでしょうか?
聞いてきた事、想像してきた事が違ったから違った存在として残るようになった
もし自分がそう思っていなくても、誰かがそうなると想像してしまったらそうなってしまうかもしれません
幽霊はいなかったが、生まれてしまった
そんな話