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younger than me  作者: 栗原雪
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地獄の委員

あーあ、先輩に勘違いされちゃったしどうしようかな・・・。


そんなことを考えながら学校に向かった。


「おはよう、星華。」

「おはよー」

「今日は、体育祭実行委員を決めるんだって。」

「そうなの!?」

「星華はやりたい?」

「絶対ヤダ!!」

首をぶんぶんと横に振った。


===


「じゃあこれから、体育祭実行委員決めるぞー。」


周りの生徒は口をそろえて、「やだ~」と言っている。


私もやりたくないですよ?


「じゃあ、挙手制な。」


「やりたい人?」


シーーーーーーーン


ですよね。


うちの学校では実行委員は夜遅くまで働かせられるからね・・・

地獄の委員と言われている。


「誰もいないのか?」


シーーーーーーーーーーーーーン


「じゃあ指名するぞ~」


もう一度言います。

やりたくないですよ?


「じゃあ、宮崎!」


やっぱりな。


先生からの視線が痛い。

この前の入学式の件から、こき使われているような・・・。


「よろしく頼んだぞ☆」

「はい・・・。」


ああ、地獄の委員をやらされるとは・・・

ついてないな、あたし。

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