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younger than me  作者: 栗原雪
11/28

不覚

勇気出せ。俺!!

涼太は顔をパンパンと叩いた。

「宮崎センパーイ♪」


===


「宮崎センパーイ♪」

!?


嘘!?


見られた!?


見られたよね!?


冷や汗半端ない。


「行こ。」

「え!? ちょっと!!」

手を掴まれ、教室に強制連行された。

誰もいない教室。


「離してよ。」

「やだ。離したら先輩どっか行っちゃうでしょ?」

「・・・。」


否定できない。

ていうか、これ何?


「言ったでしょ。 俺が落とすって。」

「う・・・ん。」

「それでも、俺は眼中に無いんでしょ?」

「・・・。」

「だから、こんどは奪う。」

「え・・・?」


教室に誰もいない。

だから、声が響く。


「だから・・・」

彼はあたしに抱きついた。

ちょっと待って!?

!!


パニック状態デス。


「もうちょっとだけ待っててよ。」


彼は1つ年下だけど、私より背が高い。

不覚にもドキッとしてしまったのは秘密だ。

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