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夢レンタル10


夢レンタル10



じーさんは悩んでいた。

昨日あんな事を口走ってしまったから、出社するのが超不安だった。


「あ~・・・、んあ~・・・、今日会社休むか~・・・」

「ちょっと待てよ~、今日休んだら部下達はどう思うんだ~?」



「昨日あれだけ言っといて今日休みって、所詮は元クレーム処理係だな!」


「だなっ! だいたい部長が営業なんてできるわけないよ」


「でも副社長が部長を部長にしたんだろ~!もしかして何か考えがあるかもよ!」


「えっ!それは副社長に考えがあるってこと?」


「それとも、部長に何か考えがあるってこと?」


「いや~、副社長に考えはあるかもしれないけど、部長には無いだろ~な。」


「なんであんな頼りない人が部長になったんだ?」



っと、じーさんは妄想した。

「やばいな~、どんな顔して会社に行けばいいんだ??

なんで俺が部長なんだ??どうしていいかわかんないよ~!」

「でもな~、休めば妄想どうりになるだろうし・・・・(~_~;)」

「・・・あっ!クレーム処理係に戻してもらおう!そうだそうだ!!」


「俺は馬鹿ヤローだな( ̄ー ̄)、、そんなことしたら即退社させられてしまうぞ!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


「そうかっ!とりあえず日本に行こう。そうすれば部下達への面目は立つよな~!

あとは日本に行ってから考えよう!!」




じーさんは会社に、日本に営業に行くとだけ言って空港に向かった。


クレーム処理係だった彼は、客に呼ばれるとすぐに飛んで行って謝るというやり方をしていたから

行動力だけは人一倍あった。

にしても会社に行きづらいから日本に行くという考えになるじーさんは

やっぱり馬鹿ヤローだ!!!!


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