表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/7

魔王の娘 一話



「お茶とお菓子ですリカレット魔姫様」

「ラーナ、お前は運ばなくていいわよ」


ラーナは9割方、何もないとこでお茶をひっくり返すいわゆるドジメイドのような侍女だ。

ラーナは瀕死のところを父に救われた恩義から城に来た。

ならなぜ他の仕事またはクビにしないのお父様?


「へくし!!なんかすきま風が……」


この城もそろそろ修繕しなければならない時期かと父もいっていた。


「なんか視線を感じませんか?」


ラーナが指差したほうを見るが、小さな穴があるだけで別に気配とかはない。


「私魔王の娘よ、霊的なものを怖いとか言ったら笑われるわ」

「すみません」


ラーナが退室した。


「誰かいるの?」


ホラー系の映画ならヤバイと思いながら穴をのぞく。


「……」


――なんか、いま目と目があったわ。


「くせ者!?」


穴めがけて紅茶をかけると、悶えるような男の声がした。


「くらえ!!」


魔法で壁を破壊してやる。


「まさか自分城(じぶんち)……げほっげっほ!壊すなんてな……」


男は背中に剣を背負っている。


「あーお前は!」

「あ、どうも。勇者でーす」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ