登場人物紹介
【登場人物】
後神京
この物語の主人公。
基本的に誰に対しても優しく、悪には相応の敵意を持って行動する。
生まれは、由緒正しい憑き神の一族である、
後神家の次期当主として育てられた。
最強の憑き神として崇められるウシロガミ(またの名を閻魔王羅刹姫)をその身に宿し、対悪魔戦においては類い稀なる戦闘力を発揮する。
彼がヨーロッパに来た理由には、まだ秘密がある模様。
所属するギルドは、ローライト第三位「ヴァイロン」である。
テティ・アイリス・ミルモット
京と同期でローライトに入学した、ミルモット家の才女。
根は優しいのだが、周りとは壁を作りがちでクールな印象を持つ。
彼女の兄はローライト屈指の実力者でもあり、ミルモット家は代々「星の記憶」と呼ばれる憑き神を受け継いでいる。
遠距離の銃撃戦を得意とし、愛用のライフルをいつも持ち歩いている。
所属ギルドは京と同じく、「ヴァイロン」である。
ヴィルヘルム
地中海と大西洋全域を治める海賊王。
口は悪いが仲間思いで、戦術的な頭脳も相当きれる為、かなりの実力者でもある。
ヴァイロンに所属し、京やテティの先輩にあたる。
宿している憑き神は、海賊王キャプテン・ヴィルヘルム。
フィリーブレット
五大憑き神の一人、「騎士王」をその身に宿す少女。
ヴァイロンに所属し、京やテティの先輩にあたるのだが、テティよりも小柄で子供っぽい外見が目を引く。
本人も身長や容姿が幼いのを気にしている模様。
しかし、後輩の前では先輩らしくしようという努力が垣間見える。
セシリア・アンベルグローランド
ローライト第三位ギルド「ヴァイロン」の隊長にして、全人類で唯一、二体の憑き神を身体に宿す女性。
常に世界中を旅しており、ローライトに帰ってくることは稀である。
【new】ローレンス・ミッドフィールド
セシリアと行動を共にする傭兵。
謎の多い人物であると同時に、セシリアも認める実力も有している。
ルルイエ・アイリス・ミルモット
テティの実兄。
ローライトの生徒であるが、優秀な成績から京達のクラスの教師も務める。
「星の記憶」と呼ばれる憑き神を宿しており、直接的な戦闘と頭脳戦の両方において異常なまでの実力を発揮する。
【new】ガブリエラ・フィンセント
ローライトは第一位ギルド、ノートルダムの隊長を務める完全無欠の人物。
五大憑き神の頂点である大天使をその身に宿し、どの点においても他の憑き神に劣ることの無い無類なる強さを持っている。
【new】後神冰月
後神京の一つ違いの実妹。
天真爛漫な性格で、兄の京を非常に慕っている。
【new】後神宗四郎
後神京の実の祖父にして、先々代のウシロガミの保有者。
歴代で唯一、子に憑き神を託してもなお生き残った人物でもある。
ヘカトンケイル
五大憑き神の一人であり、その本人。
京とは以前からの因縁があり、敵に回ったり手助けをしたりと、読めない人物である。
学校長
ローライトを実質的に納めている男性。
白髪で、常に顔に仮面を付けており、謎の多い人物。
次話から本編が始まります。