目次 次へ 1/40 プロローグ 異質なモノは淘汰される――。 それは、人間の歴史の中で幾度となく繰り返されてきた。 自分と異なったモノを、人間はことごとく殺してきた。 差別と偏見は、人間の心に深く根付いている。 それはどうする事も出来ない、哀しい本能なのかも知れない。 微々たる違いを持てば嫌われる。 大きな違いを持つ者は迫害される。 『私』自身、己の手を血に濡らし、異質な生き物を無数に殺した。 淘汰と虐殺の歴史。 人間はそれを繰り返す。 今後も、ずっと――。