どうするよ・・・
「はぁ・・・?そんなの俺たちがここの人間じゃないって知ったからだろ・・・」
「そーゆー問題じゃない!!」
「翡翠、ち、ちがうのか?」
「知らん」
こいつらバッカじゃないの!?ありえない!!
「とにかく、私はどっちも選ぶ気はないからっ!」
「おい待てよ!」
「何?まだ文句ある?」(ギロリ
「い、いいえ・・・(汗)」
ズンズンズン
私は「こんなとこにかまってなれない!」って思って友達のいるとこめがけて早足で行った。
そのときの燐翠たちの顔はみていない。振りむかなったからね。でも、ちょっといいすぎたかな・・・とか思った。
_________そのころあやかしたちは・・・
「おい、どうする・・・」
「どうするって言われても・・・追いかけるか・・・?」
「追いかけんの?ならお前行ってこいよ。」
「何で俺なんだよ。お前のほうがあっちもいいだろ。燐翠」
「そんなのカンケーねーんだよ。俺は行きたくねぇ」
「んじゃ本当にどーすんだよ」(ガシガシ(炎翠が頭をかく音)
「静かにしろ。二人とも」
__side翡翠
あの女の子・・・那子と言ったな・・・なんなんだ?あんなやつ、あやかし世界にはいなかったな・・・(ポーッ)なんでポーッとなってんだっ!ふぅー・・・取り乱してしまった。だめだぞ。俺は人間の子などに恋などしない・・・
あの日決めたんだ・・・
__side炎翠
はぁーー・・・あいつ・・・なんて言ったけ??な、ななななな・・・「那か」だ!!いやいや絶対違うな。はははー本当になんだったけ?やべ、ド忘れした。まーいっか。にしても俺の耳大丈夫かな?あいつ思いっきり引っ張ったうえに、思いっきり俺の耳元でドでかい声出したモンなー。
あの後何分かボーッとしてて何話てんのか聞こえなかったし、耳鼻科行かなきゃなー。
__side燐翠
(ブンブンっ)何を考えてんだ!!那子は人間だ。人間なんだ。あいつとはちがう・・・
違うんだ・・・・・・絶対に・・・
そう思ってたのに・・・何で俺はあんな行動をしてしまった?
その行動にさんざん悩まされることになるとは、この時の俺は全然思わなかった・・・。
燐翠と翡翠。どんな事情があるのでしょうか・・・
実は・・・まだ考えていませんっ!!(←かまってほしいだけ
とはまぁ、これからも読んでください^^