いざっ!人間界へ!!
『ほれ、バカなおぬしらには、・・・』
「バカってなんだよバカって」
『天空で一番の竜だ』
「無視かよ・・・」
「ありがとうございます。」
『人間界に着いたらまず、”東京”というところに行け。」
「はぁ」
『東京に着いたらテレパシーでまぁ、・・・いろいろ伝えよう。』
「めんどくさくなったろ今」
『検討を祈る』
「いろいろありがとーございましたー」
**********
「なぁ、この竜って話せんの?」
「話せんじゃね?」
「試してみるか。あなたの名前は何と言うんだ。」
「その言い方はだめだろ。燐翠」
『グアアァァァァ』
「グアか?」
『グアァァ』
「そうか、これからよろしくなっ!」
グアは上機嫌♪ どうやら燐翠が気に入ったらしい
「よし!そのまま人間界へゴーだっ!」
グアは不機嫌。 どうやら炎翠が気に入らないらしい
「なんでだよっ!」
「静かにしろ。グアが炎翠を気に入らないのはうるさいからだろ」
『グアア』
「そうらしいな~」
「ほんとなんなんだ?みんなして俺をいじめて楽しいか?」
「おう」
「まぁ」
『グア』
「はい、Sの竜を今ここで発見」
「グアはSなんかじゃないぞ~。」
「うっさい!グアは絶対Sだ!!」
「Sじゃないってー」
「炎翠、お前はそんなにいじめられたいのか?」
「いや、別に」
「じゃあ、SとかMとか突きとめなくてもいいだろ」
「はっ!確かに・・・Sばっかいられても困る・・・」
「アホだろ」
「うるっさい!天然ちょいS!!」
「そのあだ名やめてくれよ・・・」
「お、人間界が見えてきたぞ」
「お~。あれが人間界かー・・・」
「可愛い奴とかいんのかなー?」
「いるんじゃね?」
「さっさと用意しろよ」
「へいへい」
『グアァァ』
「うわっ急に動くっ___」
グーーーーーン
「き、急に急降下すんなよーーー!!!」
いや、ココまで来るのに長かった・・・
これからも読んでくださいね^^