アホ国王2
「これがカッカしないでいられるかっ!」
「まぁまぁ。落ち着け炎翠。国王の話を聞こう。」
(カタすぎなんだよなー翡翠は)
「何か?いいたいことはちゃんと口に出しましょうね」(ニコッ
「おぉ。悪の笑みはこえーな。」
「お前たち、最後まで話を聞いとくれよ・・・」
「くそジジイがさっさとしゃべんねーからだろ」
「それもそうだが・・・コホン。『あやかしの宝玉』は人の手に渡ると危険なのじゃ。」
「なぜ?」
「人間が『あやかしの宝玉』に息を吹きかけると、その人間はあやかしになってしまうのじゃ。」
「・・・」
「そこは驚くところじゃないのか?」
「いや、そんな大事なモン落とすなんてアンタ頭イカれてるだろ・・・」
「あんたとはなんじゃ!わしは『国王』じゃぞ!」
「ハイハイ」
「軽く流すとは何と言うことじゃ!!」
「いつ人間界いくの?」
「明日じゃ。それか今から行くか?」
「今からで。」
「おい!何勝手に決めてんだよ!燐翠!!」
「楽しみじゃん~~」
「じゃ、今からでお願いします。」
「翡翠もかっ!?」
「いいじゃないか。明日も今日も同じだろ」
「一緒か!?おい、明日も今日も一緒か!?」
「では、まず神様の世界に竜を借りに行け。それから人間界へ」
「もう行くこと決定なのか!?」
「~~~~~~」
「もう国王呪文唱えちゃってるし!!」
「静かにしろよ。」
「なんかお前に言われるとムカつくぞ燐翠!」
「じゃ、見つけたら必ず帰って来るんじゃぞ。」
「はい。」
「では。さらば!」
ヒュオ~~~
「最後まで俺の意見無視だったな!!!」
ちょっと炎翠をうるさくしてみまして^^
どうでしょうか?