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チェスの国  作者: テープコーン
3戦目 黒の領
78/85

3-5

 


「ええ。通常の模擬戦(チェス)時もそうなのですが、ノルベルト様とラトガルド様は常にステータスが下げられているんです。普段通りだとお二人は強すぎてしまうので」


「因みにどのくらいですか?」



次々と紹介されていく出場兵の写真を眺めながらキールが更に問う。



「そうですね・・・皆さんに分かりやすいように説明するなら、冒険者ランクですね。普段のノルベルト様を冒険者の最高ランクであるSSSランクだとするなら、模擬戦の時はAランク、ラトガルド様の普段がAランクであるとするなら模擬戦の時はCランク程に制限されています。後でお二人の手元を見てもらえれば分かると思うのですが、制限用の枷がついているはずです」


「あ、もしかして普段の模擬戦の時、ラトガルド様が邪魔そうにしているアレですかね?」


「はい。ソレですね・・・」


「ああ、アレが・・・ずっと何でだろうとは思っていたんですが、まさかステータス制限用だったとは・・・」



初耳だったのか、驚くキール。


そんな彼に頷いた後、カタリナは追加情報を提示した。



「更に追加情報として、ノルベルト王は軍の残りが二割を切るか、彼の元に白の軍の兵士が辿り着くまで戦えないというのも制限といえば制限ですね・・・」


「えっと・・・ソレって、普通の事では?」


 

ノルとラト戦で特に歩兵ポーンピースでは

全然相手にならないので

『強者との戦闘の仕方を覚える』

というコンセプトを損なわない程度に

ノルベルト相手に歩兵でも何人かで組めば

ギリ倒せるくらいのステータスにされてます。

ラトはラト自体が無茶をしないようにの

ステータス制限の意味合いのが強い・・・という設定ですね。

 

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