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「ぐー・・・」
「なぁに?」
「・・・多分だが、ノルの奴は俺達の隠し事に気付いてそう・・・ってか、俺がレオをこっち側に引き入れている時に話聞かれてたかもしれねぇ」
「えっ・・・本当に?」
「アイツ、デリカシー無いからなぁ・・・」
「まって、なにソレ、どういう状況????」
「盗聴防止結界が張ってある事を知って居ながらレオの部屋の中に堂々と転移で入ってきた。マジでクソだよ、アイツ。レオポルトも可哀想に、ノルに俺が詰められた時、ビビって動けなくなってたわ・・・」
「うわぁ~・・・ベルくん、マジ無いわぁ~・・・」
「ダロぉ?アレが頭で黒の方は良く離反者が出ねぇよ・・・」
「ソレを何とかする役がレオちゃんなんじゃん?っていうか、多分ベルくんもベルくんでそこらへんは上手い事やってそう・・・」
苦笑しながら言ったアッシュの疑問に、コテンと首を傾げ乍らグレイは答えた。
「・・・それもそうだな・・・」
「そうそう。それよりも、いいの?ベルくんに知られちゃったかもしれないんでしょ?」
「あー、まぁそうなんだが・・・多分大丈夫っぽそう」
「そうなの?」




