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「嗚呼、さてはお前、ラトガルドと一緒に寝る役目をノルにくれたくないんだな?」
「うっ・・・」
「図星か・・・まぁ、別に良いんだけどよ。根本を解決せんと、お前とラト、二人そろって寝不足が続くぞ?」
「だからこうしてアッシュに相談をしているんだ」
「否、俺に相談されても医者じゃねぇ―し・・・って、思ったんだが・・・」
そう言ってアッシュは溜息を吐きながら思う。
レオポルトは先程一週間前と言わなかったか?
「レオ、お前今一週間前からっつったか?」
「嗚呼、それがどうかしたか?」
首を傾げるレオポルトを横目に、アッシュは頭を抱えた。
まさかとは思うが、アイツ・・・あの男の存在を無意識に・・・
「・・・察したのか?」
「何をだ?」
あ、やっべ。無意識に口から出てた・・・とアッシュは口籠る。
が、直ぐにレオポルトは巻き込んでも良い気がすると考え直した。




