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「・・・それで?レオのナイショ話ってなんだ?随分な警戒の仕様じゃねぇか」
「すまない。ノルベルトには聞かれたくないのでな。今はフラフラと何処ぞの派遣先に出掛けているのだが、いつ帰って来ても大丈夫なようにさせて貰った」
「そうかよ。で?ノルに聞かせたくない、俺にへの相談っつーのは?」
「ラトガルドの事だ」
「ラトの?」
「嗚呼」
首を傾げ乍らアッシュが聞き返せば、レオポルトは頷きながら肯定した。
「一週間ほど前から、ラトガルドが不眠気味なんだ」
「不眠気味?」
「嗚呼、どうやら何か怖い夢?を見て起きるらしいんだが・・・それ以外の情報が無くてな。毎晩俺のところに眠れないとやってくる。一緒に寝てやるんだが、何度も起きてしまって・・・」
「夢の内容は?」
「頑なに教えてくれないんだ・・・お陰で俺も眠たい・・」
「因みに、何でノルに教えたくないんだよ?」
「・・・・・・・」
スッと視線を逸らすレオポルトに、アッシュはピンときた。




