表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チェスの国  作者: テープコーン
2戦目 白の領
38/85

※2-7

チラっと会話に出ているので『※』を付けました。

 


驚いて聞き返すアッシュにグレイは真顔で答え乍ら魔力式タブレットを手に、黒の領からの書類を読み込む兄の膝の上に頭を乗せてソファーに寝転んだ。



「・・・って、おい。ぐー‼」


「ぅん?」


「その顔可愛い・・・じゃなくて、俺の上に頭乗せんな。降りろ。仕事の邪魔すんな!」


「嫌。あーちゃんが構ってくれるまで、私は此処を動かない」


「いや、お前俺に構って欲しいならそのタブレット手放せよ。俺に相手されない前提で居るじゃねぇか!」



タブレットから視線を上げないグレイは、兄の膝に頭を預けたまま動く気配がない。



「・・・全く。因みに何読んでるんだ?」



アッシュはグレイを下ろすことを諦め、妹を膝に乗せたまま書類の続きを読み始め、序でとばかりに彼女が真剣に読んでいるものが何か問うた。



「何って、ラトちゃんが書いたBL小説。因みに今日のはあーちゃんとベル君のお話だよ~」


「・・・聞くんじゃなかった・・・ラトの野郎・・・」


「大丈夫だよ。今日のはR‐15だから!」


「お前『大丈夫』の使い方可笑しくね?大丈夫要素何処だよ⁈」


 

☆魔力式タブレットは文字通り、魔力で動くタブレットです。

黒から白、白から黒の領の王族へ行く重要な書類以外は

大体このタブレットがメインです。

国や軍から一般市民迄、科学技術の発達した国

という設定の通り、安価な物なら皆が手にする事が

出来るくらいにはこの国では一般的な物・・・


という設定です。


因みに、イギーくんからグレイに届けられた

のもタブレットからのメール。

ソレを印刷したものを

グレイはアッシュに渡しています。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ