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チェスの国  作者: テープコーン
2戦目 白の領
34/85

2-3

 


「この書類は、今日ここに来るってノルくんに伝えたら『じゃぁ序でにアッシュに渡しといてくれ!』って、渡されたの」


「本当に俺のとこは序でじゃねぇか・・・」


「だからそう言ってるじゃない」


「まぁいいや・・・書類(ソレ)貸して」


「うん」



トルデリーゼから封筒を受け取り、アッシュはその場で開けてザっと読む。

先日のノルベルトとラトガルドの冒険者ボコボコ(制圧)事件の書類になったところで、それ迄無表情で読んでいたアッシュの表情が変わった。



「おいおい、この報告書本気(マジ)かぁ?ラトガルドの奴ヤバすぎだろ・・・」


「事実よ。Bランク冒険者5人を相手に1人で対応したそうよ。ノルくんがリーダーを()()()()()()()間にね」


「・・・これも()()()()()()んのか?」



バサリと手にしていた書類の束をテーブルに放り、アッシュはソファーの背凭れに寄りかかる。

そのまま頭を預け、天井を見つめながらトルデリーゼに問うた。



「・・・ノルくんは、()()()()()()()って・・・」


「ラトガルドがアイツのとこに来て何年経ったっけ?」


 

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