第八話 洗礼式
私は今日で晴れて生後五日ということで今日は洗礼式だ
服は母からめっちゃ進められて断りきれなかった肩出しでミニスカの巫女服
そういえば原理はわからないけど姿が変わるって何故か服のサイズも変わるらしい
馬車で神殿に向かっているんだけど王族の馬車だからかめっちゃ見られている
もうついたんだからいいんだけどさ
私は最近気づいたことがあるまず1つ目リンドウと私は双子だということ
2つ目外がずっと夜だということ
200年前太陽神の加護が消え去ったことでこの国に朝は来ないらしい
私は最初夜行性なのかなと思っていた
人間の国はずっと昼らしい月の神の加護が200年前からないみたいだ
じゃあどうやって植物は、生えているんだろうと思ったら月の神の加護で育っているらしい
で洗礼式は神様に特定の言葉を言って父さんが言っていたことをしてもらうらしい
そして神殿に着くと貴族ばっかりしかいない
ちなみに洗礼式の時大人は神殿に入ってはいけないので子どもたちだけだ
「じゃあ行こうかサクラ」
と、リンドウに声をかけられて我に返る
お察しの通り次は私達の番だ
「うん」
と、言い私達は神殿の奥に向かった
最初は魔力測定と属性鑑定だ
水晶に手を置くだけでリンドウは赤黒い光を放ってぶっ壊れたらしい
そして私は眼の前の水晶を見下ろし緊張した面持ちで手をおいた
すると『ピカッ』
っと白に光り、水晶が粉々になってそこら中に飛び散った。
「す、素晴らしい」
と、声が聞こえたので横を見ると司祭らしき人が満面の笑顔で立っていた。
「いや〜素晴らしいですよ王女殿下水晶を粉々に割るほどの魔力の持ち主とは、それに白色に一瞬光りまし
た白色は全属性の色と言われています洗礼式を行ってきて初めてのことです」
演説がすごい司祭を置いといて私達は祭壇に向かった
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