第十六話 合格発表と修羅場
今日は合格発表の日だ
首席であってほしいと思いながら掲示板を探している
実際私は地図がわからず現在迷子である何故カイくんがいるのに迷子になるかだって?
そんなのカイくんが騙したに決まっているだろう
そして私は迷子であるリンドウと別行動を取ったのがまずかった
くっそう屈葬されてたまるかよという寒いギャグは置いといて不味い本気でどうしよう
というところに救世主がやってきた
「道に迷われたのですか」
と先生みたいな人が聞いてきたのだ
「はい、迷いました」
と私が言うと
「王女なのにですか」
微笑気味に聞いてきたのだ
おかしいこの人に私が王女だって言ってないのにそう思い警戒すると
「あ、すみません王女は白銀の龍と聞いたのでその髪の色でわかったのですよ」
と言われ明らかな警戒は解いたがまだ怪しい
と、そうしているうちに掲示板の近くまで来ていた
「それでは私はここであ、握手してもらえませんか」
カイくんこいつ大丈夫
『うーん解析した感じだと大丈夫そう』
わかったありがとうとカイくんに伝え私は握手をして掲示板を見た
首席を見ると私とリンドウだった良かったと、ホッとしていると
「おい、そこをどけ私がわからないのか」
うわ、こいつまさか魔族の王子か
「いえ、貴方はライトムーン王国の王子と存じ上げておりますよ」
と、私は淡々と告げるが
「じゃあどうして退けない」
と、周りの状況を理解していないらしい
「何故って四方八方塞がれているから退けれないのですよ」
もう少し周りを見ろよ
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