第十五話 剣術試験
ということで次は剣術試験だ
「次は剣術試験です対戦表はこちらにあります」
えっと私の対戦相手は魔法試験第三位ムスカリ・ライトムーン、魔族の王子だ
というか剣術試験というより対戦じゃね
まあ一回しか対戦やらないし、まあいっか
私達は5回戦で、リンドウ達は4回戦だった
今はちょうど4回戦でリンドウとちょっと誰かわからない人が戦っている
現在はリンドウ優勢で名無しさんは距離を取りながら頑張っている
が名無しさんは小石でずっこけてその隙をつきリンドウが勝利した
ということで次は私の番だ
木剣しかなかったので試験官に許可を取り木刀にした
訓練場のなんか・・・ステージ?みたいなところの真ん中らへんにつくと
ムスカリだったっけまあそんな感じの名前の人が話しかけてきた
「おい、今のうちに降参するなら痛めつけるのはやめておくがどうする」
うわぁ〜あ、ちなみにムスカリの外見は金髪に赤黒い目をしている
「チッどうなっても知らないからな」
なんか、一人でニヤニヤして一人でキレるって忙しい人だな
「では・・はじめ」
と、試験官が言うとムスカリが切りかかってくるがそれを最低限の動きで避けそのまま剣を自慢の馬鹿力で
弾き飛ばした
が、ムスカリはそのまま殴りかかってくるそれを避けてステージギリギリに飛ぶ
ルール上剣を弾くとそこで終了なのだが
「おい、終了だ」
と、試験官に言われてもなんの変わりもなく殴りかかってくる
う〜んどうしよう、一応これでも王族だから傷つけずにしたいけど無理そうだな
ということで結界を利用し、ムスカリを閉じ込め試験官に言った
「これ・・・どうすればいいですか」
「あ、ああ、できれば気絶させてほしい」
と、返されたので
「雷魔法『電磁波』」
そしてムスカリは雷魔法の初級で気絶した
そうして一種のハプニングは過ぎ去った
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