551 責め
※R18シーンメイン回です。
該当する表現を大幅に(5000字程度)カットしております。
結果、総文字数が1000字を下回ってしまいました。ご容赦願います。
味比べからの焦らしプレイで開眼したニーナが、身体操作性補正を寝室で活かす術を家族の皆に伝えてしまった。
おかげで脅威度を増したみんなの責め苦に、さっきから色々なものが止まる気配がない。
ニーナに続いてティムル、フラッタが職業補正を活かして襲い掛かってきて、俺の体はメロメロのボロボロにされてしまった。
2人の次に肌を重ねたリーチェはリーチェで、エルフェリアで共に一夜を過ごしたことで少し意識が変わったようだった。
「君がぼくを2人分愛してくれるなら、ぼくも姉さんと一緒に2人で君を愛すると誓うよ。この腕輪にかけてね」
悪夢のような快楽を与えてくれたリーチェは、世界樹の護りを装着した両腕で俺を優しく抱きしめてくれる。
疲弊した俺の体を母性を感じさせる抱擁で癒してくれた後、名残惜しそうに優しく解放してくれた。
リーチェの優しい抱擁が恋しくなって追い縋ろうとする俺を、待っていましたとばかりにヴァルゴが相手をしてくれる。
「お待ちしておりました旦那様。最後は私の相手をしてくださいませ」
リーチェに追い縋ろうとしたのを察したらしいヴァルゴは、優しく寄り添うように接してくれる。
他のメンバーに散々ボコボコにされた俺は、ヴァルゴの甘やかすような優しいキスに夢中になってしまった。
……しかし、ヴァルゴが俺を甘やかしてくれるのはここまでだった。
仕合わせの暴君最強のヴァルゴはベッドの上でも最強の座を狙っているのか、職業補正どころかダークブリンガーまで愛の営みに利用してくるのだった。
「少し不安でしたが、どうやら無事に成功したようですね。さぁ旦那様、貴方のヴァルゴが最後の相手を務めさせていただきますね?」
「ちょっ!? ぶっつけ本番でとんでもないこと試さないでくれるっ!?」
「確信はあったんです。身体操作性補正も魔力によるものですから、魔力の塊であるダークブリンガーでも応用できるんじゃないかと思ったんですよ。旦那様が高速詠唱スキルを情事に利用するように、ね?」
どうやらヴァルゴには出来る確信があったようだ。
元々魔人族は魔力制御が得意な種族だからな。魔力の応用はお手のものか。
主導権を握っているせいなのか消耗しないヴァルゴに、俺はいつまでもやっつけられてしまうのだった。




