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【全年齢版】異世界イチャラブ冒険譚  作者: りっち
7章 家族みんなで冒険譚3 エルフェリアで過ごす夜
545/637

545 最高

※R18シーンメイン回です。

該当する表現を大幅に(3000字程度)カットしております。

 家具も寝具も無い空っぽの部屋でリュートとアウラの2人を抱き締め、2人と何度も口付けを交わす。


 エルフの特性を持つ2人の唇は痺れるほどに甘く、俺の体は先ほど乗り気じゃなかったのが嘘みたいに興奮してくる。



「今日は2人を失神させないように気をつけるからね。最後まで付き合って欲しいな」


「ふぇ……?」


「さ、最後ってぇ……?」



 とろんと蕩ける2人の頭をよしよしなでなでして、キスをしながらゆっくりと2人を高めていく。



 いつもならもっと強く可愛がっているところだけれど、今日はひと晩中イチャイチャラブラブするのが目標だ。


 だから意識を飛ばすような強い刺激は避けないといけない。



 優しくしつこく2人の準備を整えたあと、はぁはぁと荒い息をしているリュートを正面から見つめる。



「さぁ、まずはリュートから愛してあげるよ。ここはお前の家だからね」


「はぁ……、はぁ……。うん……」


「……お前を愛したお姉さんの分も、お前を愛せなかったお姉さんの分も、俺がしっかりと愛情を注いでやるからなっ!」



 愛の告白と共にリュートと肌を重ね、心を重ねる。


 リュートの顔を正面から見つめ、涙に滲んだ翠の双眸と視線を合わせる。



「かつてリュートを愛したお姉さんの分まで、リュートを愛せなかったお姉さんの無念の分までリュートを愛すると誓う。愛してるよリュート。大好きだ……」


「ぼくもぉっ……! ぼくも愛してますぅ……! 君のこと、好きで好きでどうしようもないくらい大好きですぅ……!」



 正面から見詰めあって愛の言葉を交わし合う。


 まるで俺とリュートが溶け合って1つに混ざり合っていくような、精神的な充足感と肉体的なエクスタシー。



 ひたすらに抱きあって、ひたすらにリュートと愛し合う。


 いったいどれだけの時間続けているのか、自分でもよく分からなくなってくる。



 リュートが限界を迎えるまでひたすらキスをして、全力で愛を囁き続けた。





「はぁ……、はぁ……。お、お前、最高すぎるだろ……」



 精魂尽き果てた後も、リュートの極上の体を強く抱き締める。


 愛しさと快感で、1ミリたりともリュートと離れたくないのだ。



「大好き、大好きだよリュート。大好きだ……。愛してる。リュートのことも、リュートを愛したリーチェのことも大好きだよ……」


「あ……あ、あ……。あい……あ……あいし……うあぁ……」


「大丈夫。リュートの気持ちはちゃんと伝わってるから。無理しないでいいからね」



 呂律が回らないリュートにちゅっとキスをして、分かってるからとよしよしなでなで。


 リュートの息が整うまでよしよしなでなでを続けたあと、そっと彼女を解放して待っていたアウラに向き直る。



「お待たせアウラ。これからパパがいーっぱい気持ちよくしてあげるからね」


「て、手加減をおねがいっ……!」


「今晩はゆっくり時間をかけて可愛がってあげるよ。激しい動きはしないから、パパと一緒に気持ちよくなろうね」


「き、気持ちいい……? ほ、ほんと……?」


「愛してるよアウラ。ガルクーザに奪われてしまった、本来お前が受け取れるはずだった分の愛情の分までしっかり愛してあげるからね」


「え……? 本来って、ぇぇぇ……!」



 アウラの言葉を待たずに愛の営みを開始する。


 元々エロに特化した種族であるエロフ……もといエルフ族と、身体能力に優れ敏感肌の竜人族の両方の特性を併せ持つアウラは、控えめに言って極上の最上の天上だ。


 愛した女性を比べるなんて最低かもしれないけれど、それでもあえて言わせてもらえば、アウラの肉体は世界一エロい女体であると断言できてしまう。



 うちの家族は美人揃いだけれど、客観的に見て最高に美形なのがフラッタとラトリア、そしてリュートで、客観的に見て最高にエロいのがムーリとリュート、そして属性持ちのラトリアだ。


 なのでラトリアのような特殊兵装無しに美貌とエロさを両立させるエロス大明神リュートを超える女体などこの世には存在しないと思っていた。



 そう、アウラと出会ってしまうまでは。



「アウラぁ……。大好きだ、大好きだよ」


「私もパパのこと、大好きぃっ」



 先ほどのリュートと同じように、衝動的にお互いの愛を確かめ合う。


 我が家の家族はみんな俺に対するご都合主義の固まりだけど、その集大成がこのアウラのような気がする。



 頼れるのが俺達しかいない状況、フラッタと同水準の敏感肌にリュートと同じように甘い体液。


 俺に対する精神的依存度もニーナやリュートに次ぐレベルで高いうえに、なんと肉体的にも俺に依存していないと生きていけないのだ。



 そんなご都合主義の塊のようなアウラを、ただただ全身全霊で愛し抜いたのだった。



「このままお休みアウラ、パパがずっと抱きしめててあげる。今日はこのままリュートと3人で一緒に寝よう。夢の中でも寂しくないようにね」



 アウラと一緒にリュートも抱きしめ、唇を重ねて目を閉じる。


 普通この状態で寝るなんて無理なんだろうけど、俺とリュートはスポットに潜ってた頃から何度も経験しているので、最早慣れたものである。



 自分の中の持久力補正を薄めるように意識して、2人を抱きしめながら少しずつ意識を落としていく。



 リュート。アウラ。2人とも大好きだよ。


 3人で一緒に同じ夢を見て、夢の中でもいっぱいえっちな事をしようね?

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