494 酒坏
※R18シーンメイン回です。
該当する表現を大幅に(2500字程度)カットしております。
家族で夢の一夜亭に訪れた俺は、年長組のみんなとのヌルヌルな時間を存分に堪能したあと、お風呂の中でみんなと順番に愛し合っている。
お湯に浸かりながらティムルとリーチェをひたすら愛していると、ティムルがすっと離れて俺の体をリーチェの方に押しやった。
「そろそろ私たち前半組の時間は終わりよダン。私達は休ませてもらいますから、貴方はニーナちゃんたちに相手してもらいなさいねー?」
「了解だよティムル。みんなもありがとう。ゆっくり休んでね」
「んんっ……。ダン~? 了解と言いながら、ぼくから離れる気配を感じられないんだけどーっ?」
俺の頭を抱きしめながら、からかうように微笑みかけてくるリーチェ。
えー、だってティムルがどうぞと言わんばかりにリーチェの方に押しやってきたんだもん。
これはもうお前を可愛がれって指示に他ならないでしょ?
「ダンとリーチェはそのまま続けてていいわよー。お姉さんがリーチェごと運んであげるからねー」
「えっ、ぼくごとってティムル……ええええ??」
俺とリーチェをひょいっと軽々と持ち上げたティムル。
そしてターニアが俺とリーチェの体を離れないように補助をして、ラトリアとエマの2人が俺とリーチェの体を素早く拭いていく。
うん。このまま運んでくれるのはいいんだけど、リーチェに抱き締められている俺の姿が間抜けすぎるんだよ?
「ちょっ……ティムル!? このまま外に出るのは流石に抵抗が……!」
「大丈夫よリーチェ。生体察知に反応は無いし、気配遮断も併用して連れてってあげるからねー。万が一にも私達の姿を家族以外の人間に見せるつもりは無いからっ」
「いやいや!? 見られなきゃいいってものじゃないよぉっ!?」
ほらほらリーチェ。せっかくみんながこう言ってくれてるんだよ?
ここはありがたくみんなの好意に甘えようじゃないか。
「ダ、ダンも乗らないでっ! 離れてってばっ……!」
リーチェの背中に手を回し、絶対に離れないという決意を持ってリーチェにしがみつく。
リーチェの体をターニアが支え、ラトリアとエマが俺とリーチェの体をタオルで包む。ブラインド代わりか?
……いや、流石にここまでされなくても普通に歩いていくんだけどなー。勿論言わないけど?
そのままリーチェと抱き合ったまま、女性4人にお神輿のように担ぎ上げられてニーナたちの待つ隣室に運ばれた。
「みんなお待たせーっ。ダンをお届けに来たわよーっ」
「あはははははははははっ!! ダン、面白すぎるのーっ!!」
部屋に入った瞬間爆笑するニーナ。
確かに我ながらシュールすぎる絵面だと思うけど、見た瞬間腹を抱えて爆笑するニーナもニーナだと思うなー?
フラッタとヴァルゴはふーやれやれって顔をしてるし、アウラは何が起こってるのか分からない顔をしてる。
ムーリだけがエロ的な意味でウォーミングアップを始めた模様ですね?
「ほらダン。ニーナちゃんが笑ってるうちにリーチェから離れなさいねー?」
「了解ティムル。リーチェ、最後までお疲れ様。最高に気持ちよかったよ。ありがとう」
「う~、これじゃ動けないよぉ……。ご、ごめんティムル。また部屋まで運んでくれる……?」
「みんなもありがとう。まさに夢のような一夜を楽しませてもらったよ。あとは朝までゆっくり休んでね」
「あはーっ。ダンは休めないと思うけど、その分思いっきり楽しんでねーっ」
俺のことをポイッとベッドに投げ捨てたティムルは、ぐったりしているリーチェを軽々と抱き上げて、じゃあねーっと笑顔で引き上げていった。
さっきまで執拗に誰かと密着していたから寂しいな。
とりあえず隣りに居たヴァルゴに抱き付き、寂しさを紛らわせる。
「ふふ、旦那様。今宵は私からで宜しいのですか? リーチェの甘くて大きいおっぱいの後では物足りないかもしれませんが、どうぞ心行くまでお楽しみくださいね」
ニッコリと微笑んで俺の頭を抱きしめてくれるヴァルゴ。
俺は彼女の温もりを感じながら、ヴァルゴとの甘いひと時を楽しむ。
「はーっ。はーっ。ダンったら面白すぎるの~。それでダン。こっちの部屋ではプリティリキッドとお風呂はいいのー?」
ヴァルゴと甘いイチャイチャを楽しんでいると、ようやく笑いが収まったニーナが問いかけてくる。
初めて会った時は無表情だったけど、素のニーナとターニアって我が家で1番の笑い上戸の気がするね。
「あ、私たちはもうお風呂に入っちゃったから、ダンが良いならお風呂は入らなくても大丈夫なのー」
「こっちではお風呂とリキッドは必要無いかな? あっちで後半甘やかされちゃってさ、今はみんなに甘えたい気分なんだよねー」
「了解なの。それじゃ1人1人ゆっくりしようね。順番はどうしよっかー」
俺がヴァルゴと何度もキスしている間に、ニーナたち4人が話し合う。
数秒の話し合いの結果、前半組が年長者で構成されていて、後半のトップバッターがヴァルゴだった事により、年少組は年齢の高い順番に1人1人抱いていくことになった。
その流れだとアウラが1番最後になるのもちょうどいいね。
「んー。でもこれだけだと、せっかくこの宿に泊まっている意味が無いの。なにか良い案は無いかなぁ?」
「と言われましてもねぇ……。入浴もリキッドも堪能されてきたようですし、それ以外となると何があるでしょう?」
「この宿の特徴と言えば……やはりアーティザンズスウィートかのう?」
ニーナの問いかけにおっぱいを潰して腕を組むムーリと、これならどうじゃとこの宿でしか飲めないお酒を持ってくるフラッタ。
まだ我が家にも在庫があるけど、確かにアーティは夢の一夜亭のイメージが強いね。
「いいねっ。これならこの宿に来た甲斐があるのっ」
「でもニーナママ。パパは絶対にお酒を飲む気なんか無さそうだよ? この有様なのにどうやってお酒を楽しむの?」
ヴァルゴとイチャイチャ楽しんでいたら、呆れた様子のアウラに指を指されて溜め息を吐かれてしまったぜっ。
「決まってるでしょアウラ、こうするのっ! ヴァルゴ、ちょっとだけ我慢してねー?」
「はい? ニーナ、いったいなにを……冷たっ!」
ニーナがヴァルゴの体に、良く冷えたアーティザンズスウィートをとくとくと垂らす。
紫色のヴァルゴの肌が、アーティに濡れて怪しく煌き甘い匂いまで放っている……!
これは……これは確かにエロすぎではなかろうかっ!?
「あははっ。作戦成功なのっ。ほーらダン、今度はこっちなのー」
「ひゃんっ! ニ、ニーナ……! いきなりお酒を垂らすのはぁ……!」
「ふふ。2人ともすっごく楽しそうなのっ。このまま続けるから、2人ともめいっぱい楽しんでねっ」
「ま、待ってニーナ! これ、旦那様の興奮が強すぎます……!」
俺にではなく、アーティを垂らすニーナに抗議するヴァルゴ。
ニーナに意識を向けて無防備になったヴァルゴの体を好き勝手に貪るのは、肉体的にも精神的にも滅茶苦茶興奮してしまうなーっ。
でもさ、これで興奮するなって方が無理だよヴァルゴ?
お酒を飲みながらヴァルゴを可愛がっていたら、あっとういう間にヴァルゴがグロッキー状態になってしまった。
う~ん……。物凄く楽しかったからまだ続けたいけど、これ以上ヴァルゴに負担をかけるのはダメかぁ……。
「安心してくださいダンさん。おかわりはこっちですよー?」
名残惜しくヴァルゴを抱き締める俺の目の前で、おっぱいで作った器にアーティを注いで見せ付けてくるムーリ。
お、お酒がおっぱいの上に溜まってるだとおおおお!? こ、これが巨乳様の真髄なのかぁぁぁ!?
目の前の光景に湧き上がった来た興奮した俺は素早くヴァルゴを解放してムーリに抱き付き、おっぱい酒を楽しむ事にした。
「お待ちしてましたよー。お帰りなさいダンさんっ」
おっぱいの器にお酒を注ぎ足しながら、お帰りなさいと俺を抱きしめてくれるムーリ。
ただいまー。やっぱり柔らかいムーリの温もりは落ち着くなぁ。
「さぁダンさん。続きはこっちですよー?」
少しずつアーティを垂らす位置をずらして俺をからかいながら、乳獣化を発動してメスブタ化してしまったムーリ。
頭の上に生えた可愛い豚耳が堪らないなぁ!
「ふふ。もう絶対に離しませんからねー? 私の魔力枯渇が先か、それとも体力の限界が先か勝負ですよっ、ダンさんっ!」
なにその素敵過ぎる勝負!?
ムーリに魔力枯渇を起こさせるわけにはいかないから、張り切っちゃうからねーっ。
「魔導師の浸透がもうすぐ終わりそうな今のムーリがそう簡単には魔力枯渇を起こすとは思わないけど……。念には念を入れて、全力で愛してあげるね、俺のムーリ」
「へ? それってどういう……!?」
戸惑うムーリにお構いなしに、彼女の意識を飛ばす事を目的に全力でムーリを可愛がる。
おらおらぁっ! 可愛いムーリに魔力枯渇なんて絶対に起こさせないからなぁっ! ムーリ大好きーっ!
「しっ、死んじゃうぅぅ……!」
「ムーリ。本当に限界だったら獣化を解くの。このままだと獣化を解くかムーリが失神するまでダンは止まらないよー?」
ニーナのアドバイスに従い、失神もしていないのに直ぐに獣化を解除するムーリ。
エロブタムーリにしては自分から獣化を解くのは珍しいな? どうやらガチで限界だった模様。
ムーリの息が整うまで優しく抱きしめ、軽いキスを繰り返す。
「頑張ったねムーリ。獣化を自分で解けるなんて偉いよ」
「う、うぅぅ……。ぜ、絶対受け止めきるつもりでしたのにぃ……」
悔しそうなムーリのほっぺに何度もキスして、悔しがる必要なんてないんだよと励ましてあげる。
最後にムーリのキスをしてあげると、ムーリはそのまま安心したように夢の世界に旅立ってしまった。
さーて、次はニーナ。その次にフラッタ。最後にアウラが待っているのかぁ!
もう7人も相手にしたあとだっていうのに、ここからが本番って感じがするなぁっ! 頑張るぞーっ!