451 小悪魔
※R18シーンメイン回です
R18シーンに該当する表現を大幅(4000字程度)にカットしております。
「ダン。アウラの余裕もあまり無さそうだから手加減しないからねー?」
「むぐ……! ふぅぅ! んーっ!」
勢い良く俺にキスしてくるニーナ。
き、気持ちいい……! 気持ち良いんだけどさぁ……!?
「アウラ、辛いと思うけど良く見てなさいねー?」
授業を始めてるエロ教師ティムルと、生徒アウラのせいで落ち着かないんですよぉぉぉっ!
これはこれで興奮しちゃうけどぉぉぉ!?
アウラを生涯愛する覚悟を決めた俺は、直ぐにアウラを連れて寝室に移動した。
そしてさぁ早速おっぱじめようと自分の服を脱いだところで、みんなに拘束されてしまったのだった。
「アウラを家族に迎えることを君だけに背負わせる気は無いよ。ちゃあんとぼくたちも一緒に背負うからね……?」
「ダンさんは何も気にせず気持ちよくなってくださいねー? 結局それが1番アウラさんの幸せに繋がりますからっ」
「気持ち良いですか旦那様? 気持ち良いですかぁ……?」
俺の右手はムーリを、左手はリーチェを抱き寄せており、背中からはヴァルゴが俺に抱きついてきている。
そんな無防備の俺に、ニーナが正面からキスをお見舞いしてきて、ティムルがアウラに性教育の授業を施しているというこのシチュエーション。
滅茶苦茶興奮する……! 興奮するけど、背徳感がやばいんだよ!?
「もうダン! アウラも辛いんだから我慢しないのっ!」
「が、我慢するなと申されてもですねぇ!?」
「ニーナちゃんやっちゃって! ヴァルゴもいつもの仕返しのつもりで思いっきり弄くってあげて! ムーリとリーチェは耳元で好きなだけ好きって伝えていいからねっ」
迅速に的確に俺を昂らせる指示を出すエロ参謀ティムル。
って、うおおおお!? エロ参謀ティムルの指示で全員の動きが強まったぁぁぁっ!!
「ダーンさんっ。なぁんにも我慢しなくっていいんですよー?」
「大好き大好き、ダンの事が大好きすぎて頭が変になっちゃいそうだよぉ……! 大好きだよダン、大好き、大好きぃ……!」
サラウンドで愛を囁いてくるのやめてぇぇぇ!?
って言うか、ムーリのは愛でも何でも無いだろうが、このエロシスタァァァッ!
「っ! 来るわよアウラ!」
「はっ、はいっ!」
俺の状況を敏感に感じ取ったティムルが、すぐさまアウラに指示を出す。
そのままエロ参謀ティムルの作戦通り、アウラの魔力回復大作戦は数分間続けられたのだった。
「どうアウラ? 魔力回復した?」
数分後、俺から体を離したニーナが、アウラの様子を尋ねている。
ちなみにニーナが俺の口を解放した瞬間、一瞬の隙も見せずに、空いた口をターニアに埋められてしまった。
お、母娘による連続キスゥゥ! さ、最高だよーーっ!?
「アウラ? 体調はどうなったか教えてくれる?」
「体調、良くなった気がするかな? でもそんなことより、なんかダン、凄くおいしい……?」
「……ああ、そう言えばアウラってエルフの特性も持ち合わせてるんだったわね。異種族であるダンの体が美味しくて仕方ないわけかぁ。怪我の功名と言うか、不幸中の幸いと言うか……」
「あはっ。アウラも無事に好色家を得てくれたみたいなのっ。ダンのこと、心から愛してくれてるみたいで嬉しいのっ」
「好色家って最後までしなくても得られるのねぇ。大切なのは気持ち、魂の問題なのかしら? あ、ダン。せっかくだから今すぐアウラを好色家にしてくれるかしら?」
くぅぅぅ! 今ですら充分脅威のアウラを好色家に転職させるですってぇ!? いいですともぉっ!
見た目は大人、中身は満年齢9歳のアウラを好色家に設定するなんて、エロに塗れた我が家でもトップクラスのエロシチュエーションなんだよーっ!?
「うん。無事好色家に変えてくれたみたいだね、偉い偉い」
「でも、アウラの魔力回復の為にはもっと続けなきゃダメみたいね?」
ティムルに応えて、際限なく俺から魔力を奪っていくアウラ。
こ、小悪魔アウラってかぁ……? お、恐るべし……。
「うんっ。完全に気持ち悪いの無くなったよ! まるでお薬みたいだねっ」
満面の笑顔で、嬉しそうにティムルに報告するアウラ。
お薬言うなぁ! そんなこと言われたら注射をイメージしちゃうでしょ! お医者さんごっこを連想しちゃうでしょうがぁっ!
「うん。ダンもやる気満々になってくれたし、アウラも回復して受け入れ準備も万端みたいだし、そろそろ次の段階に進もっか。いいよねティムル?」
「ええ。この流れのまま行っちゃうべきよね。じゃあみんなには申し訳ないけど、一旦ダンを解放してくれるかしら?」
ニーナ司令官とエロ参謀ティムルの指示により、みんなが俺の拘束を解いて体を離してくれる。
離れていくみんなの体温に急速に心細くなる俺に、ニーナがよしよしと頭を撫でてくれた。
「ダン。今はアウラを優先して欲しいの。アウラは今夜、初めてダンを受け入れるんだからね」
ニーナの言葉にドクンと、一瞬意識が明滅するほどの興奮を覚える。
俺の体が、期待ではち切れそうになっている。
俺は今からこの少女の初めての男になり、生涯で唯一の男になるのだ……!
「大丈夫だよアウラ。何も怖くないの。こうやってずっと手を握っててあげるからね……」
ニーナとティムルがアウラの両側から、アウラの頭を優しく撫でている。
2人に撫でられて少しくすぐったそうに笑うアウラを両手で抱き締め、至近距離で見詰め合う。
「アウラ」
「あ……ダン……」
魔力枯渇で青白くなっていたさっきとは全然違う。
上気して涙目になった、最高に魅力的な女性の表情だよアウラ。
「10歳のお前とはまだ婚姻を結ぶことは出来ないけど、お前の事を生涯愛すると誓うよ、アウラ」
「うん。私もダンの、みんなの家族になりたい。私をみんなの家族にしてくださいっ!」
アウラと唇を重ね、そして愛し合う。
家族全員が見守る中、自分では魔力回復が覚束ないアウラの為に、俺は暫く自身の魔力を供給し続けたのだった。
※多分セーフだと思うのですが、ちょっと不安です。




