表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【全年齢版】異世界イチャラブ冒険譚  作者: りっち
5章 王国に潜む悪意1 嵐の前
299/637

299 攻略会議

 現在の俺達は、敵であるメナスに対してもレガリアに対しても、殆ど情報が無い状態だ。


 そんな状況で相手のことをイメージするのは非常に難しい。



 だったら明確に分かっている俺達の情報を基にして、俺達を倒すために敵が取ってくる戦法を予想することで、敵の出方を探ってみるのはどうかと思うのだ。



「確かに……。私達が魔物消失と聞いてすぐにイントルーダーの存在に思い至ったように、ヴァルハールでの魔物消失現象を知れば私達の戦力は推し量れちゃうの……!」


「細かい戦力は分からないでしょうけれど……。イントルーダーと戦って生還出来ているという事実だけで、イントルーダーを知る者は絶対に油断してくれないでしょうねぇ……」



 ニーナとティムルが深刻そうに呟いている。



 俺達がメナスの戦力を警戒しているのだって、イントルーダーを基準にしているところが大きいからね。


 俺達がそうなのだから、相手側だってイントルーダーを基準に戦力を想定するはずだ。



「いやいや簡単に言うけどさー。1人1人がそれぞれ世界最強と言っても過言じゃないのに、そんなみんながパーティを組んでるんだよっ? そんなダンさん達に付け入る隙なんてあるかなー?」


「ターニア様の言う通り、仕合わせの暴君は1人1人が一騎当千。戦闘力に悩んでいるというティムルさんにだって、王国最強と言われた私でも太刀打ち出来ませんからねぇ……」


「しかもニーナやフラッタちゃんは切り札もあるし、ヴァルゴちゃんは魔迅を気軽に扱えるんだからねー? 私だったら敵対せずに、みんなから距離を取る方を選ぶかなー?」


「仕合わせの暴君と敵対するのは自殺行為ですよねぇ。メンバー全員の結束も固いですから、謀略で不和を起こさせるのも難しいでしょう」



 ラトリアとターニアは、俺達仕合わせ暴君が如何に突出した存在なのかと捲し立ててくる。



 2人の評価は嬉しいけれど、これはあくまでこの世界の常識を基準とした考え方だ。


 メナスもアウターエフェクトを使役し、イントルーダーを撃破しているのだから、この世界の一般的な常識を基準として考えないほうが良いと思うんだ。



「ターニア様が仰る通り、それぞれが恐ろしいほどの実力者なのに、常にパーティで行動されているのは厄介ですよね。ラトリア様の言う通り、不和の種も一切感じませんし……」



 ラトリアとターニアの評価を聞いたエマが、その評価を元に俺達を打倒する方法を具体的に考え始める。



「もし皆さんを攻略するとしたら、分断は必須。だけど感情的な理由で分断することは難しい。……なら、外的要因で分断せざるを得ない状況を作り出す?」


「外的要因?」


「旦那様はよく、手が足りないと仰っておりました。そこを突いてみるのは如何でしょう?」



 俺達を相手取るには分断が必要不可欠と分析したエマの思考を、ヴァルゴが引き継ぎ語り出す。



「敵は造魔と移動魔法を併用することで、大量の魔物をどこにでも送り込み潜ませることが出来る……。つまり同時多発的に離れた場所を襲撃し、我々を分断させてくるのではないでしょうか?」


「……同時多発テロか。確かにそれをやられると、全員で固まっては動けないね」



 ヴァルゴから示唆された同時多発テロの可能性。


 メナスなら個人でも簡単に同時多発テロ行為を行えるからな。これはまず確定だろう。



「ふぅむ。妾達は全員が移動魔法を使用できるし、アウターエフェクトも瞬殺可能なのじゃ。敵がそこまで妾たちの戦力を知りえているかどうかは、この際忘れるとするのじゃ」


「そうだな。最悪の状況を想定するとして、こちらの戦力は全て筒抜けだと仮定しよう」


「同時多発的な襲撃とは言え、生半可な魔物では時間稼ぎにもならぬ。妾たちを確実に分断するためには、他の魔物狩りが太刀打ち出来ない魔物を用意してくるのではないのかのぅ?」


「ぼく達がイントルーダーを滅ぼした可能性に思い至っているのであれば、アウターエフェクトの配置でも安心できないよね。となると召喚したイントルーダーで各地を襲撃するのが確実だけど……。イントルーダーは人目に付くし大量の魔力も必要になるから、決行日に複数召喚するのは現実的じゃない」


「あ、あんな恐ろしい魔物を長期間隠し通せる場所なんて、普通なら思い浮かびませんけど……。秘密裏に竜人族を飼育し、皆さんの訓練も行われているような人目に付かない場所……。思い当たっちゃいますよね……」



 フラッタの思考をリーチェが引継ぎ、それを聞いたムーリが思い至ったようだ。


 事を起こす前に、前もって各地のアウターにイントルーダーを潜伏させているのではないか、と。



 魔物察知が使える俺達なら、潜伏しているイントルーダーを殺して回ることが出来るかもしれない。


 けれど、それはあまり意味の無い行為に思える。


 造魔スキルを持つメナスを止めることが出来ない限り、イントルーダーを倒しても召喚し直されるだけだ。



 メナスの襲撃決行日を遅らせることは可能かもしれないけれど……。


 こちら側に、潜伏した魔物を捜索できるスキルがあると知られれば、より綿密で巧妙な手段で襲撃を計画してくるかもしれない。


 状況が悪化する可能性が低くない対応だろうな。



 獣戦士の転職条件に斥候が含まれているとしたら、敵にも魔物察知の存在も知られている可能性は高いけど、俺達が魔物察知を使えるかどうかは判断のしようがないハズだ。


 こちら側の情報は可能な限り流出を避けるべきだろうね。今更かもしれないけどさ。



「つまり王国中で魔物の襲撃が起こった場合、街の近くにあるアウターを手分けして探らなきゃいけないってことになるね。嫌になるなぁ」


「アウターの数が多くないのは救いだけど、確実に分断させられちゃいそうねぇ……」


「スペルディアにあるらしい始まりの黒なんか入場制限もかかってるし、イントルーダーを潜ませておくのは最高の場所だよ。俺達と関わりの深いトライラム教会の本部だってあるし、俺がメナスなら絶対にスペルディアは狙う」


「私達と関わりが深い場所って基準で言うなら、スポットのあるマグエルも危険だし、竜王のカタコンベがあるヴァルハールも候補に入っちゃうの。魔物消失が起きたのは終焉の箱庭や暴王のゆりかごだって話だけど……。造魔スキルには関係ない話だもんね~」



 この世界は移動魔法があるから、北の果てだという暴王のゆりかごにイントルーダーを出現させても、物理的な距離があまり意味を成さない。


 離れた場所を足止め作戦に採用するメリットはほぼ無いだろう。



 俺達を確実に分断したいなら、物理的に離れた場所を襲撃するよりも、俺達が見捨てられない場所を襲撃する方が理に適っている。



「同時多発テロが行われた場合、俺達の手が足りなくなる場合がある。その時は申し訳ないけど、現地の人の救出は諦めてもらうからね。これは絶対だよ?」


「……っ」



 俺からの強い言葉にみんなが息を飲む。


 だけどこれだけは譲れない。たとえスペルド王国が滅ぼうとも、みんなと天秤にかけることは俺には出来ない。



「俺はみんな以上に大切な存在なんて1人も居ないから、この国の住人全てを見捨ててでもみんなを危険に晒す気はないよ。ごめんね」


「……手が足りなくなったら、の具体的な想定は? ダンが誰かを見捨てないといけないほどの最悪の想定を聞かせて貰えるかしら?」



 いや、俺はみんなさえ無事なら他の誰を犠牲にすることだって躊躇わないけどね。


 だからティムルにはそんなに悲痛な顔をしないで欲しいなぁ。



「俺が誰かを見捨てる判断をするのは、イントルーダーが同時に4ヶ所以上で発生した場合だね」


「4ヶ所……? ああ、魔物消失現象が起きたのが3ヶ所だから……」


「それもあるけど、基本的に仕合わせの暴君は3組以上に分かれるのは無しにしたいんだ。イントルーダー発生地点が4ヶ所ある場合は、1ヶ所を後回しにさせてもらおうと思ってる」


「後回し……か。ぼく達以外にイントルーダーに対抗できる戦力がいないから、後回しにした時点で半分見捨てるようなものなのか……! 歯痒いね……!」


「とはいえ妾たちにしかイントルーダーを討伐できない以上、妾たちが倒れるわけにはいかないのじゃ……。もし4ヶ所以上同時にイントルーダーが放たれた場合は、ある程度の犠牲は覚悟せねばならぬのか……!」



 これは最悪の想定だけど、充分考えられる状況だと思うんだよね。


 造魔スキルは時間があればあるほど有利に働くスキルなのだから。



 って、現時点で考えられる最悪の想定だけど、まだ誰かを見殺しにしたわけじゃないんだから、リーチェもフラッタもそんなに悔しそうにしなくて大丈夫だってば。



「……旦那様。最大3組に分かれると言うのは、単純に2名ずつで分かれるおつもりなのですか? それとも変則的な構成に?」


「2組に分かれる場合は3・3でいいと思うけど、3組に分かれる場合は1・2・3の3組に分かれようと思ってる。俺がソロ、ニーナとリーチェ組、ティムルとフラッタとヴァルゴのパーティって感じかな」



 俺はソロでもイントルーダーに対抗する自信があるのでソロだ。


 獣化が使えるニーナと、竜化が使えるフラッタは戦力的に分散させたい。



 そして切り札的スキルが無いティムルと、イントルーダー戦の経験が無いヴァルゴを3人構成にして、戦力の均一化を図りたいと思ってるんだよ。



「イ、イントルーダーってダンさんが召喚した竜王のことだよね……? あれを相手に1人で戦えるって断言できるダンさんは凄すぎるの……!」


「というか竜王を召喚できるダンさんなら、1人で2ヶ所を担当することすら出来そうなのが恐ろしいですよ……! 確かにダンさんならソロでも戦力的な不足は無い……ですかね」


「ターニアさんとラトリアさんがこう言うなら心配ないんでしょうけれど……。それでも1人で危険な相手と戦わなきゃいけないダンさんのことが心配になりますよぅ。貴方の力になれない自分が、情けなくて情けなくて仕方ないですっ……!」



 俯くムーリを抱き寄せて、その柔らかいほっぺに頬ずりする。


 頑張り屋さんのムーリがそんなことを思わなくて良いんだよ。ムーリはいつも良くやってくれてるってば。



 ムーリをよしよしなでなでしていると、エマがポツリと話し出す。



「1つ確認させてください。敵は仕合わせの暴君を相手取る方法として、各地のアウターにイントルーダーを潜伏させてパーティメンバーの分断を図る可能性が高い。ここまでは宜しいですね?」


「最悪の想定だけどね。メナスはかなり周到に立ち回っているイメージがあるから、その可能性が高いと踏んでるよ」


「でしたらそれは逆に言えば、アウターから離れた場所が襲撃された場合は、イントルーダーによる襲撃の可能性は低い、と判断しても良いという事でしょうか?」


「……なるほど、逆の発想か」



 イントルーダーが居ないのであれば、俺達仕合わせの暴君のメンバーがわざわざ出向く必要は無くなる。


 アウターエフェクトでさえ一般的な魔物狩りでは対処が難しい相手ではあるけれど、双竜の顎やペネトレイターなら、既に相手することが可能な魔物だろう。



 1ヶ所に何体もアウターエフェクトを送り込まれると厳しいけど、造魔スキルの制限で同時に生み出せるアウターエフェクトの数には限りがある。


 陽動目的の襲撃なら恐らく出来る限り広い範囲を同時に襲撃しようと考えるだろうから、5体も10体も同じ場所にアウターエフェクトを配置するとも考え難い。



 俺達とラトリアが行動を共にしていることはバレているかもしれないけれど、ペネトレイターの存在は絶対に知られていないはずだ。


 複数ヶ所ににアウターエフェクトが出ても、守人たちの存在が今回の切り札になる可能性が高いんじゃないか……!?



「……そうか。敵は私達の確実な分断を狙っているから、ダンの悪評を広めるなんて回りくどい手段で攻撃を仕掛けてきているわけね。納得がいったかも……」


「ん? どういうこと?」



 ティムルが得心が言ったとばかりに呟きを零す。


 俺の悪評を広めることも敵からの攻撃だとは思ってるけど、それが分断を狙ったものだという根拠はなんなのかな?



「ダンが色々な人を助けているのを見て、敵はきっとダンのことを、とても慈悲深くて他人を見捨てることが出来ないような人間だと判断したんじゃないかしら」


「誰その聖人」


「だからまずは王国中に悪評を広めて、守ったはずの人々からダンを孤立させるように仕向け、ダンへの精神攻撃を狙ったんだと思うの」



 慈悲深くて他人を見捨てられないとか、どこの世界線の俺だよ? 劇場版の綺麗なダンか?



 でも巨額の借金を肩代わりしたり、ストームヴァルチャーの時は無償で治療を施したり、今まで敵対してきたチンピラも放置してきたりしてるから……。


 客観的に見たらそう見える……、のか?



「ダンが立派な人物であれば、例えば断魔の煌きのような有名な魔物狩りが手助けしてくれるかもしれないけれど、悪評が立った状態じゃ無関係な第三者が手助けしてくれることはまず無いでしょう?」


「そりゃそうなのじゃ。正義の味方であっても、助ける相手を選ぶ権利くらいはあるじゃろうからな」


「守人の存在を知らない敵は、ダンと関わりの無い場所から有力な協力者が現れる事を嫌ったんじゃないかしら? だからダンを孤立させ、善意の第三者の参戦を封じた」


「うんうん。表立って私達と関わっているのって、シュパイン商会、トライラム教会とトライラムフォロワー、そしてルーナ家と救出された竜人族って感じだもんね」



 ティムルの説明を聞いて、うんうんなるほどと言いながらニーナが言葉を引き継ぐ。



「シュパイン商会にはそれほどの戦力は無いだろうし、トライラム教会の教会兵やトライラムフォロワーの戦力は、多分敵も把握できているだと思う。救出された竜人族たちはちょっと前まで全員村人だったわけだし、戦力として数えられないよね」



 そっか。ペネトレイターの存在を知らなければ、俺達が直接関わった中でアウターエフェクトと戦える戦力に数えられそうなのは、ラトリアとエマくらいしかいないんだ。



 だけど、仕合わせの暴君はリーチェのパーティという事実だけで、アウターエフェクトの討伐経験がある協力者が現れてもおかしくない状況だった。


 だからパーティーリーダーの俺の悪評を広める事で、リーチェに好印象を抱いている人ほど仕合わせの暴君の協力をし辛い状況を作り上げた、と。



「……悪評が広められているダンには申し訳ないのじゃが、それなら朗報なのではないか?」


「朗報って?」


「もしも敵がダンの悪評を広め、その効果に期待しているというのなら……。実際に行動を起こすのは、その悪評が充分に広まってから、と考えるのではないかのう?」


「……なるほど。フラッタの意見には一理あるね」



 フラッタの意見に、少し考え込んでからリーチェが同意を示す。



「異常なほどに慎重で用心深い相手って感じだし、悪評を広めたのが敵であると仮定するなら、充分にダンの悪評が広まるまで様子を見てもおかしくない……」


「んー。それはちょっとこっち側に都合が良すぎる想定じゃないかなぁ?」


「勿論油断は出来ないけどっ……! でも時間的猶予があるほどに、ペネトレイターたちの戦力は充実していくんだよ? 時間が経つほど、ぼく達は有利になっていくはずさっ!」



 んー。リーチェの言い分は少し楽観的かもしれないけれど……。


 イントルーダーの相手は俺たち以外には当分出来ないけれど、恐らく既にアウターエフェクトには対抗出来るまで成長したペネトレイターも、時間が経つほどに更に成長してくれるのか。



 アウターエフェクトが何種類いるのかは不明だけれど、守人たちは3つの集落の総数が800人弱くらい。


 非戦闘員と集落の防衛に多少の人数を割かれるとは言え、500人規模の戦力が期待できることを考えると、対アウターエフェクト戦に向けた防衛戦力としては充分すぎる人数なんじゃないか?



 よし。それじゃここらで少し話をまとめるとしようか。


 なかなか面白い話し合いが出来たんじゃないかな? みんなに相談してよかったよ。



「まず、俺達がすべきことは変わらない。みんなの職業浸透が最優先。何かが起きても直ぐに行動できるよう意識しながら、今まで通り過ごしていこう」



 テロが発生するまでは奈落に篭って職業浸透を進めていく。


 来たるその日に備えて、少しでも力をつけておきたい。



「イントルーダーが複数同時に表れた場合、マグエル、スペルディア、ヴァルハールを優先して防衛。他の場所へは、この3ヶ所にイントルーダーが居ない事を確認出来てから防衛に向かうこと。いいね?」



 アナザーポータルと魔物察知がある俺達なら、アウター内にイントルーダーが潜んでいるかどうかの確認は容易だろう。


 それに確実に俺達を分断させたいのならば、わざとイントルーダーを人目に晒して目撃させる必要があるはずだ。確認は容易だろう。



「アウターが近くに無い場所の襲撃にはペネトレイターに対応してもらおう。その為にペネトレイターに最低でも10人以上冒険者になってもらって、迅速に動けるように王国中にフラグを立ててもらっておこうか」



 んもう、せっかく玄関口として開拓村を開発してるのに、結局守人たちだけで王国中を移動してもらわないといけないなんてさぁ。



 非常事態だから仕方ないとは言え、ちょっとだけモヤっとさせられちゃうよぉ。


 王国のルールや常識の分からない守人たちには案内人が必要だと思うから、開拓村が無駄になるわけじゃないだろうけど、徒労感が出ちゃうのは仕方ない。



 ……これも全部メナスのせいだ。絶対許さないからなぁ?

※ひと口メモ?

 第5章では、ダンサイドとメナスサイドの準備をあえて並べて、お互いの知恵比べみたいなものを書きたかったような記憶があります。

 お互いの想定と準備、それによって出た結果に納得してもらえたら嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ