表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【全年齢版】異世界イチャラブ冒険譚  作者: りっち
3章 回り始める物語2 ソクトルーナ竜爵家
188/637

188 喪心

 サンクチュアリをばら撒きながらフラッタの回復を待っていると、約15分くらいでフラッタのバッドステータスは無事に解除されたようだ。


 持続時間も短いし、効果範囲外に出れば何の問題も無い状態異常なんだけどなぁ……。



 回復したフラッタに散漫の説明と、それをサンクチュアリで防御できることを伝える。



「つまり妾達は、何者かの攻撃を受け続けていたのに、それに気付くこともできずに過ごしていたということか……」


「ここ数ヶ月で竜爵家邸を訪れた人も居ただろうけど……。さっきのフラッタの様子を見る限りじゃ、気付けなかったんだろうね」


「気付けない……。妾も散漫など初めて耳にしたのじゃが……なんとも恐ろしい状態異常なのじゃ……!」



 攻撃を受けていたこと以上に、それに気付けなかった事に恐れを抱いている様子のフラッタ。


 じんわりひっそりと広がっていく攻撃ってのはゲームじゃ役に立たないけど、現実では効果覿面だからね。気付かれないという要素の強力さってのは意外と馬鹿にできないから。



 とはいえ散漫はサンクチュアリで無効化できることが分かったので、フラッタも回復したし竜爵家に突入することは出来そうだ。


 もしかしたらリーチェも支援魔法を使えるかもしれないけど、ここは魔力に余裕のある俺がどんどんサンクチュアリを展開していくことにしよう。


 

 数分かけて正門から屋敷の入り口までの範囲に満遍なくサンクチュアリを展開していく。


 これだけ派手に魔法を展開しても誰も出てこないのは、屋敷内が無人なのか、それとも屋敷の中の人は異常事態を気に留められないのか……。



 辿り着いた屋敷の入り口には、正門同様に鍵がかかっているようだ。やっぱり無人なのかねぇ?



 全員武器を準備してから、フラッタがステータスプレートをドアに差し込み解錠する。


 ……さて、この先になにが待っている事やら。



「妾は案内ゆえに先頭を任せてもらうのじゃ。サンクチュアリを展開するダンが中央、リーチェはある程度余裕を持って1番後ろからついてきて欲しいのじゃ」


「「了解」」



 今回はフラッタの自宅への潜入なので、フラッタに指示を任せる。

 

 リーチェと一緒にフラッタに頷きを返し、竜爵家邸の扉を開いた。



 しかし早速、先頭のフラッタが驚愕した声をあげながら足を止めてしまった。



「な、なんじゃこれは……!? なにも、何も無いのじゃっ……!?」


「どうしたフラッタ!? って、これは……」



 驚くフラッタに続いて竜爵邸に足を踏み入れる。そしてフラッタの言っていた言葉の意味を理解する。


 貴族邸なんて初めて足を踏み入れたから他との比較なんて出来ないんだけど、屋敷の中にはインテリアも燭台もなく、長いこと掃除がされていないのか少し埃っぽいように感じられた。


 それこそフラッタと初めて会った時に、遠征で留守にしていた我が家で感じた埃っぽさを思い出すね……。



 そしてこの屋敷の住人であるフラッタが正規の手順で入り口の扉を開けたとはいえ、貴族の屋敷であるにも拘らず誰も出迎えに出て来ないのは明らかに異常だろう。



 生体察知で中の反応を確認すると、屋内なので分かりにくいけど、こんな状態の屋敷の中にも2・30名ほどの反応がある。無人では無いようだ。


 しかし、こんなに生活観が無い場所に大勢の人間の反応があることがかえって不気味に感じられた。



「恐らくフラッタが違和感を覚えたことのほうが正常な感覚だったんだろうね。でも散漫がその違和感を記憶に留めることを阻害していたから、分からなかった……」



 俺の後ろから屋敷内の様子を窺っていたリーチェが、竜爵家に起こっていた事を推察する。


 家具を持ち去られたり見知らぬ人物が屋敷に入り込む度に、フラッタは違和感を覚えていたんだろう。だけど散漫のせいでそれを全て看過してしまったってことかぁ。



 空っぽになった屋敷の様子に慄くフラッタの肩に手を乗せて、俺達がついていることを改めて意識させる。



「フラッタ。生体察知には20~30人近い反応がある。屋敷は無人じゃないらしいよ」


「20~30人……! それは竜爵家に勤めている者たちの数とほぼ一致するのじゃ……!」


「ここはフラッタの家だから、俺とリーチェはお前に従うよ。方針を決めて指示をくれ」



 フラッタに情報を提供しながらサンクチュアリを発動する。


 この1回でエントランス内は全てサンクチュアリの有効範囲に収まったかな?



 敵と遭遇する前に、壁やドアで仕切られた向こう側にサンクチュアリの効果が及んでいるか確認しておきたいところだね。



「……ダンの生体察知の反応を確認して回りたいところじゃが。ここはやはり父上と母上を優先しようと思うのじゃ」


「当主夫妻の捜索を優先するんだね。了解」



 フラッタの判断は、単に両親が心配だから捜索を優先したという話ではないな。


 散漫は非常に厄介な状態異常ではあるけど、その分命の危険性はほぼ無い。仮に使用人の人たちが状態異常にかかっていたとしても、救助の緊急性はさほど高くないはずだ。


 サンクチュアリを展開していることに散漫の使用者が気付いた場合、1番最初に何かするとしたら当主夫妻だろう。今1番危険度が高いのは当主夫妻に違いない。



「この状況だと母上が妾に言った言葉もアテにならぬ。少々心配なのじゃ。無事でおると信じたいのじゃが……」


「そうだな。早速移動しようか」



 まずは生体察知の反応ではなく当主夫妻の資質を確認しようと、数秒ごとに生体察知を使用しながらフラッタの後についていく。



 夫婦の私室や執務室を見て回ってみるも、部屋の中は無人のようだ。


 フラッタの私室も確認してみたが、衣装も家具も無い空っぽの状態になっていた。



「家がこんな状態になっておったというのに、妾1人だけ安穏と暮らしていたと思うと虫酸が走るのじゃっ……!」



 空っぽの自室を見て、バスタードソードを握り締めながら歯を食い縛るフラッタ。


 その瞳は普段以上に赤く染まり、まるでフラッタの発する怒りで燃え上がっているように見えた。



「フラッタ。落ち着いて。生体察知に反応があるってことは、屋敷の人たちは生きているんだ。まだなにも遅くないよ。まだ取り返せるさ」



 さっきから生体察知の反応が全然移動してないのは不気味なんだけどさぁ……。


 これは今のフラッタに言わなくてもいいことだ。



「……うむ。今は落ち込んでいる場合ではないのじゃ」



 内心の怒りを堪えて、今は行動すべきときだと頭を切り替えたフラッタは、少しだけ悩んだ後に方針の変更を決めたようだ。



「父上と母上が心配ではあるが、見つからないのでは仕方あるまい。次はダンの生体察知の反応を1つ1つ確かめるのじゃ。案内を頼む」


「了解。まずはこっちかな」



 案内のために先頭を代わり、生体察知の反応の数が1番多そうな場所に案内する。



「ここから多くの生命反応が感じられるよ。フラッタ、ここは?」


「ここは食堂なのじゃ。そういう意味では人が集まっていても不自然ではないが……」



 始めに到着した場所はどうやら食堂のようだ。生体察知の大部分はここに集中している。



 食堂に近づいた事で、生体察知がより詳細な情報をキャッチする。


 どうやら中には17人いるらしい。だけどそのほとんどが床に倒れていたり、座り込んでいるようだ。



 ……扉を開ける前から既に異常すぎて、中を見るのが怖いわぁ。


 

 生体察知で得た情報は、フラッタとリーチェにも共有しておく。



「生きてはおるが、やはり正常な状態というわけでは無さそうなのじゃ……」


「そもそもの話、食堂の反応が味方であるとは限らないよ?」


「うむ、分かっておるのじゃ。リーチェの言う通り食堂内が安全だという保証は無いからの。中に入ったらダンはすぐにサンクチュアリを展開して欲しいのじゃ」


「了解。任せてくれ」



 俺が頷き返すのを確認したフラッタは、警戒しながらも躊躇無く食堂の扉を開け放った。


 即座にサンクチュアリを展開。食堂全体をカバーする。



「なんじゃ……これはっ……!?」


「……フラッタ!?」


「お、おぬしたち……、おぬしたちにいったい何があったのじゃあっ……!」



 生体察知を発動して伏兵がいないことを確認して、動揺しているフラッタに続いて食堂に入る。


 ……しかしフラッタに続いて食堂内の様子を見た俺も、一瞬状況の理解が追いつかなかった。



 生体察知で、全員が床に座り込んでいたり倒れていたりしているのは分かっていた。だけど目の前の光景は想像を遥かに超えて常軌を逸していた。



 部屋にいる全員が目を見開いたまま浅く呼吸し続け、俺達に何のリアクションも示さない。


 そして恐らく全員が、初めて出会った頃のニーナとすら比べられないほどに骨と皮しかない状態まで痩せ細っている……。


 なんだよ、これ……! この有様は、まるで長い間一切食事をしていなかったかみたいじゃないか……!



「ダン! 直ぐに鑑定してっ!」



 想像以上の凄惨な光景に我を忘れていた俺は、リーチェの声に反応してほぼ反射的に倒れている1人に鑑定を発動する。




 エマーソン・ソクトヴェルナ

 女 42歳 竜人族 竜化解放 聖騎士LV48

 装備 海竜のペンダント

 状態異常 喪心




 この人も聖騎士なの!? って今はそこはどうでも良い。



「状態異常……、喪心っ……!?」


 

 見慣れない状態異常に戸惑いながらも、食堂で倒れている人たちみんなに鑑定を行う。


 使用人にもみんな家名があって、脳筋ルーナ竜爵家に相応しくみんな戦闘職だったけど、その全員が喪心の状態異常にかかっていた。



「フラッタ。リーチェ。ここの人たち全員、喪心っていう状態異常にかかってる。2人とも、聞いたことは?」


「喪心じゃとっ……!? そんな状態異常、聞いたこともないのじゃ……!」


「そんな状態異常、僕も初めて聞いたよ……」



 ヴァルハールでアウターに篭って職業浸透を続けてきたフラッタも、500年近く世界中を旅してきたリーチェも知らない状態異常か……!


 思わず歯噛みしそうになる俺だったが、その時リーチェがはっとしたように声をあげた。



「喪心、心を喪った状態……。まさかこれ、長期に渡って散漫を受け続けて重篤化した状態異常っ……!?」


「はぁっ!? バッドステータスに重篤化なんて要素もあんのかよっ!?」



 散漫で常時意識を散らされ続けた結果、意識を保てなくなったってことか!?


 ここの人たちは随分長いこと食事を取っていないように見える。つまり生命維持に必要な活動すら出来ないほどに追い込まれているってことなのか……!



「この人たち、最早一刻の猶予を争う状態だと思う……! 既にいつ死んでもおかしくない、後回しに出来る状況じゃないと思う……!」


「分かっておる! 妾とて皆を見捨てる気など毛頭無いわっ!」



 リーチェとフラッタが、現状には一刻の猶予も無いと瞬時に判断する。


 くっそ、認識が甘かった……! 散漫の状態異常がまさかここまでの危険性を孕んでいたなんて……!



「じゃが救助を呼ぶにしても、現在このルーナ邸に人を入れるのは危険すぎるのじゃ……! 一刻を争う状況じゃというのに、いったいどうすれば……!」


「そうだね。なら今優先すべき事は……」



 即身仏みたいな状況の人たちを下手に移動させていいものか迷うけど、このまま屋敷に放置しておく方がよっぽど危険だろう。


 未だに状態異常攻撃が続いているこの屋敷に誰も入れるわけにはいかないなら、俺達で避難させるしかない……!



「……俺とリーチェでこの人たちを門の外まで避難させておくから、フラッタは街の人を救援に寄越してくれないか?」


「二手に分かれて一気に救助をするのじゃなっ……!?」



 フラッタに提案しながら頭の中で調剤士のレシピを確認する。


 調剤士の作り出すポーションは、肉体的な損傷や病気などにも効果があり、HPシステムとは別枠の回復アイテムだ。どう見てもHPとは関係なく衰弱している皆さんには、回復魔法よりもポーションの方が効果を見込めそうだ。


 この状況、衰弱状態の患者に適したポーションは……、これか?



「衰弱しきったこの人たちには、バイタルポーションってのが良さそうだな」


「バイタルポーション……確かにアレならっ!」


「ヴァルハールにも調剤士は居るんだよな? 救援を呼びに行く時にバイタルポーションも合わせて用意してもらってくれ」


「バイタルポーションじゃな!? 了解なのじゃ!」



 バイタルポーションは、生命維持に必要な活力を回復させるポーションらしい。


 ちょっとふわっとした説明だけど、生命維持に必要な力は、きっと衰弱しきったこの人たちの助けになってくれるはず。



「ポーション代は、持ってきている魔玉を全部使っていいからね。俺とリーチェが持ってきた魔玉もフラッタに渡しておくよ」



 インベントリから魔玉を取り出し、俺とリーチェが持ってきた分の魔玉をフラッタに手渡す。


 今回は1人10個ずつ、3人で30個ほど発光魔玉を持ってきている。流石に何が起こるか分からない場所に無一文で乗り込んだりは出来ないからね。



 ポーションも装備品ほどではないけど恐らく高額だろう。150万リーフで被害者全員分のポーションが用意できればいいんだけど……!



「ダン。この状況で戦力を分散させるのは危険じゃないかな? 3人で避難を終わらせて、3人で救助を呼びに行くべきじゃない?」


「一刻を争うって言ったのはリーチェだろ? 俺も同感だよ。ここは1秒でも早く救助を呼ぶべき状況だと思う」


「確かに予断の許されない状況だけど、救助活動中に襲われる可能性もあるんじゃ……?」



 リーチェはこの場所の安全性が不安のようだが、中に居るのが俺とリーチェならたとえデーモン種が来たって即死する事はない。


 フラッタクラスの剣の達人が奇襲してきても、今の俺なら対処してみせる。



 それに今の俺達の持久力と敏捷性補正なら、フラッタが救助を呼んでくる前に全員を運び出すことが出来るはずだ。



「それにヴァルハールは竜人族優遇の街だからな。俺やリーチェが一緒だと、話がややこしくなる可能性が低くない」


「……確かに、怪我人の救助や状況説明すら、ダンの言うことを一切聞いてくれなかったヴァルハールの民じゃ。下手に2人に同行してもらうよりも、妾1人で赴き指示を出した方が早い、か……」



 フラッタが少し複雑そうにしながらも、俺の意見に賛同してくれる。フラッタが同意を示してくれたおかげで、リーチェも二手に分かれる事を了承してくれた。



「……っ!?」



 その時、生体察知が動体反応を捉える。


 屋敷の中で俺たち以外にたった1つだけ存在するその動体反応は食堂には近づかず、屋敷の地下の方に降りていったようだ。



 ちょっと遠くて詳細な情報はキャッチできなかったけど、屋敷がこの状況の中で恐らく1人だけ動いて移動した奴がいる……。



「……フラッタ。この屋敷に地下とかってあるのかな? なんか足元の方にも生体察知の反応があるみたいなんだ」


「地下? 地下は訓練場と……、宝物庫があるのじゃっ!」



 なんで屋敷の下に訓練場を作ったんだよ竜爵家さんは……。


 まぁ今は竜爵家の脳筋要素には目を瞑るとして、宝物庫かぁ……。


 なんというか、ボス戦にはおあつらえ向きの場所のように思えて仕方ないですねぇ?



「宝物庫には流石にフラッタがいないと入れないと思うから、まずはそれ以外の人たちを屋敷の外に避難させておくよ。地下にはフラッタが戻ってから3人で向かおう」


「……そうじゃな。まずは皆の救助を済ませねばならぬ。ダン。リーチェ。早速救助を始めるのじゃ!」



 3人で1人ずつ衰弱した使用人を抱き上げ出口に向かう。


 そのあまりの体重の軽さを不気味に感じながらも屋敷の門の外まで運び出し、そこが散漫の効果範囲外である事を確認してから地面に寝かせる。



「では少しの間屋敷の方は任せるのじゃ。すぐに戻るからのっ!」



 フラッタはそのまま救援を呼びに街のほうへすっ飛んで行き、俺は被害者達を覆うようにもう1度サンクチュアリを展開しておく。


 流石に必要無いと思うけど、念のためだ。



 衰弱している人たちをこの場に放置していくのは中々に不安だけど、屋敷内で放置されている人たちの方がよっぽ危険だ。


 ここは心を鬼にして、救助活動のほうを優先させてもらおう。



 リーチェと2人で、食堂の人たちを運び出す作業を再開した。



「ねぇダン。さっき食堂で救助の相談をしている時。君、何かに気付かなかった?」



 何度目かの往復の最中に、決して救助の手は止めずに、だけどリーチェが鋭く切り込んでくる。


 流石にリーチェの目を誤魔化すことは出来ないか。



「実は俺達が話をしている最中に、屋敷の中を移動していた反応があったんだ」


「この状態の屋敷内を……、移動していただって……?」


「まるで俺達の動きが止まるのを待っていたかのようなタイミングで動いてたからな。被害者じゃない可能性が高いと思う」



 地下に感じる反応が敵だと決まったわけじゃないけど、ちょっと動きが不穏すぎるんだよなぁ。



 あれからちょいちょいと生体察知は確認しているけれど、地下に降りた反応はその後動いていないようだ。隠れているのか、待ち構えているつもりなのか……。



「なるほど。本命にはもうあたりがついてたってわけだね……」


「個人的には嬉しくないけどな。敵の可能性が高すぎて、正直言えば会いたくないんだよ……」


「……うん。確かにその反応が1番怪しいけど、救助している中にも何か紛れ込んでる可能性も忘れないで?」



 うわぁ考えたくないなぁ……。喪心状態の被害者を操ったりとか、爆弾でも埋め込んで爆破したりとか……?


 そういう体内への異物混入とかは、鑑定で見破れるんだろうか?



 リーチェと2人で警戒しながら、食堂の人たちを屋敷の外に運び出していった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ