表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【全年齢版】異世界イチャラブ冒険譚  作者: りっち
3章 回り始める物語2 ソクトルーナ竜爵家
180/637

180 持久力補正

※R18シーンに該当する表現をカットしております。

 暫くティムルとリーチェの2人を愛していると、寝室のドアが開かれニーナが姿を現した。



「ダンー。そろそろ終わりにしてくれる? これ以上は2人も夜に差し支えちゃうのー」



 パンパンと手を叩きながらのニーナの終了宣言。


 ありがとう2人とも。凄く素敵な時間だったよ。でもおかげで、夕食前にまた寝具を洗わなきゃいけないね。



 リーチェの頭と背中を撫でてやって、今回のご褒美が終わったことを告げてやる。



「ま、真似事だったけど……! 真似事でも、最高に、気持ち良かったぁ……!」



 開口一番に言うことがそれか、このエロリーチェ。


 いつか必ず、真似事なんかで満足出来ない体にしてやるからな。



「うわぁ……。ティムル、夕食までに復活できるかなぁ……? ダン、なんだか随分興奮したみたいだねぇ」


「うんっ! 最高に気持ちよかったーっ!」



 消耗したティムルはそのまま寝かせておいて、ニーナとリーチェの2人と共に寝室を出た。



 その後ニーナが懸念した通り、ティムルは夕食の時も起きてこれなくて、そのままゆっくり休んでもらうことにした。リーチェも、少しお疲れのようだな?


 今夜は子供達に届けてもらったムーリと一緒に、未成年組を堪能すべきかもしれない。



「あ、そっか。ティムルとリーチェ、それとムーリもなんだけど、3人は好色家を浸透してないんだ。好色家と艶福家の2つを完全に浸透させた今のダンを受け止めるには、持久力補正が足りてないのかも?」


「ぶっ!? そ、そんなことあるぅっ!?」



 ニーナの言葉に思わずお茶を噴き出してしまう。


 好色家姉妹以外のみんなだって、艶福家先生の二重大補正は効いている筈。



 ……それでも足りないと?



「ダン。今月は遠征に行く予定が無いから、ティムルとムーリを好色家にしてくれないかな? ダンがヴァルハールから帰ってくるまでに、2人の浸透を済ませておくのっ」



 え? なにそれニーナ。俺ともっと沢山えっちなことが出来るように、ティムルとムーリを仕上げておくねっ! って言ってるのと同じなんですけどぉっ!?


 大歓迎過ぎるけど、ちゃんと本人たちに断ってくださいニーナさんっ!



「えーっ!? それだとぼくだけ好色家になれないじゃないかーっ! ズルいよーっ! 酷いよーっ!」



 そして安定のエロリーチェ。


 でも持久補正だけで考えるなら、別に好色家先生じゃなくても大丈夫だ。



「リーチェ。行商人を浸透させたいって言ってたじゃん。行商人ルートも持久力の補正が大きいからお勧めだぞ」


「あ、ならちょうどいいねっ! 明日にでも早速行商人ギルドに行ってくるよっ!」



 う、うわぁ……。めちゃくちゃ満面の笑みだよ……。絶世の美女の癖に、そんなに俺とえっちなことがしたいのかこのエロリーチェは……!


 やっばいわぁ……。マジで気をしっかり持たないと、一瞬で溺れてしまいそうだわぁ……。



 ニーナとリーチェに勝手に篭絡されていると、頭に???を浮かべたムーリが、首を傾げながら問いかけてくる。



「えっと? 皆さんなんのお話をされてるんですか? ダンさんに好色家にしてもらうって、どういう意味なんでしょう……?」



 そういやムーリには鑑定も職業設定も言ってないんだよな。


 でもパーティメンバーじゃないうえにマグエルを離れられないムーリには、あまり俺の事情を伝えない方がいい気がするんだよなぁ。


 うん。適当に流してしまおうか。



「ムーリ。ちょっと俺には言えない秘密が多くてね。実は俺、自分のお嫁さんのことをえっちな職業に強制的に変えちゃうことが出来るんだよ」


「………………はぁ?」



 こいつ頭おかしいんじゃない? みたいな表情で固まるムーリ。


 うん。正常な反応だと思うよムーリ。でもムーリには嘘をつきたくないから、嘘をつかない範囲で好色家にしてあげるね。



「好色家っていう職業があってね。その職業になると、えっちなことが凄くしやすい体になるんだよ。ムーリのことも今よりもっともっと、長く深く愛してあげられるようになるんだ」



 ムーリの両手を取って、鼻が触れるくらいの距離で真っ直ぐに見詰めながら懇願する。



「ねぇムーリ。俺の為に好色家になってくれないかなぁ……?」


「う~っ! う~~っ! ズルいですよぉっ! えっちなこと言う時に最高に優しくなるの、ズル過ぎますよぉっ! そんなのっ、そんなの断れるわけ、ないじゃないですかぁっ!」



 うん。いい返事だぞムーリ。ご褒美にキスしてあげるね。ちゅっちゅ。



 これでニーナとフラッタの2人だった好色家姉妹から、長女のムーリを合わせた好色家3姉妹にグレードアップか。


 お母さんのティムルも入れたら、もう好色家家族だよ。最高かな?


 絶対に年内のうちに好色家を浸透させて、好色家なシスターのJKムーリを堪能することにしよう。



 だけどムーリの修道士はまだLV13だ。恐らく村人のスキルである経験値自動取得-だけで上がったっぽい。修道士の最高レベルのLV30まではまだかなりの時間を要しそうだ。


 んーどうしよう? ムーリに戦闘をさせるわけにもいかないし、好色家で礼拝日を迎えさせるわけにもいかないし……。少しパワーレベリングが必要かもしれないなぁ。



「好色家が浸透したら、元の職業に戻せるから何も心配要らないよ。年内は休暇の予定だから、早いところ好色家を浸透させて俺といっぱいえっちなことしようね?」



 ムーリの頬に手を当てて、親指でムーリの唇を撫でながら、死ぬほどえっちしようねと宣言しておく。


 優しくエロいことを言われるのが大好きなムーリは、あまりの情報量にフリーズしてしまった模様。可愛いなぁもう。


 フリーズ中のムーリにもいっぱいキスをプレゼントしてあげた。





「夕飯に起きれなくてごめんね~……?」



 夕食が終わる頃にティムルが起きてきたので、けだるそうなティムルの世話を焼きながら入浴する。


 お風呂ではリーチェとティムルにはゆっくり入浴してもらって、俺は未成年組とお湯を楽しんだ。



 お風呂から上がった後もティムルとリーチェにはそのまま休んでもらって、今日は他の3人と夜を過ごすことにした。


 朝までいっぱいいーっぱい愛し合おうねー? みんな大好きだよーっ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ