表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/16

年下俺様婚約者と朝礼

朝礼

学園に着きました。私とリオ様は今15歳と12歳ですが、王太子教育、王太子妃教育を受けているので飛び級していて高等部三年生です。また、リオ様は生徒会長、私は副会長をさせていただいております。我が学園では生徒会長は毎日必ず朝礼で挨拶をしています。


「では、アン。行ってくる」


「はい、行ってらっしゃいませ」


リオ様はいつも朝礼に行く前、私に自信満々な態度で行ってくると言います。そう。実はすごく不安なのです。毎日必ず挨拶していらっしゃるにも関わらず毎日緊張していらっしゃるのです。なんて可愛らしいのでしょう。


「皆、おはよう。今日もいい朝だな。これも全て俺が神に愛されている証拠だろう。安心するがいい。この俺がこの学園にいる限りこの学園に所属するお前達の未来も明るいだろう。今日もこの俺に感謝しつつ、存分に学び、遊び、交友し、いい1日を過ごすがいい!」


リオ様が言い終わると、わっ、と歓声が上がり、リオ様も満足そうに舞台から降りてこちらに戻ってきます。


「どうだった?」


「今日もとても素敵な挨拶でしたわ」


戻ってきたリオ様の頭をなでなでと撫でて差し上げます。当然だ、と言いつつ嬉しそうな顔で笑うリオ様。なんて可愛らしいのでしょう。

緊張性

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ