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年下俺様婚約者と体育祭

体育祭

「ははははは!ついにこの時期が来たな!」


今日は学園で体育祭があります。リオ様はどこか緊張したご様子です。それもそのはずです。学園の体育祭はリオ様が注目を集めることが必至ですから。


「リオ様なら絶対一位を取れますわ。大丈夫です」


「ははははは!それはそうだろう!なんといっても俺だからな!」


リオ様はリレー競技のアンカー。責任も重大なので緊張がなかなか解けないようです。


「リオ様」


「うん?どうした?我が愛しの婚約者」


ちゅ、とリオ様の頬にキスをします。途端に真っ赤な顔になるリオ様。とても可愛らしいですわ。


「絶対にリオ様なら、大丈夫です。もう少し肩の力を抜いて、いつも通りに走ってくださいませ」


「…!ははははは!さすがは我が愛しの婚約者!そうだな、お前の言う通りだ!よし、いつも通り走るとしよう!」


よし。余計な肩の力を抜いて万全の状態になったようです。これなら一位は楽勝ですね。


「よし!では行ってくるぞ!」


「はい、行ってらっしゃいませ」


そうしていつも通りに走れたリオ様の順位はもちろん一位です。ははははは、と高笑いしていらっしゃいます。さすがはリオ様ですわ。ご褒美にハグをし頭をなでなでします。満更でもないご様子のリオ様もとても可愛らしいです。

アンカーは一番緊張する

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