私は年下俺様婚約者をただ甘やかしたい
懲りずにまた新しい連載に手を出す
はじめまして。私はアンナ・アメリア。公爵令嬢です。そして王太子であるリッカルド・サヴォイア殿下の婚約者でもあります。王太子妃教育は受けているので、それなりの教養はあります。容姿は…上の中という所でしょうか?この国では珍しい金髪と青の瞳を有しております。白い肌に腰まで伸ばしたストレートの綺麗な髪。豊満なわがままボディー。整った顔立ち。自分で言うのもなんですが結構容姿は整っている方だと思います。
私の婚約者、リオ様は私の三歳年下なのですが、とても可愛らしい方なのです。薄いブラウンの髪色と同じく薄いブラウンの瞳。白く美しい肌。肩より少し上くらいまで伸ばした綺麗な髪。おまけに脱ぐとすごい細マッチョなのです!顔立ちも整っています。眉目秀麗なのです!王太子教育も受けていらっしゃるので教養もばっちりです!でもリオ様の一番可愛らしい所はその性格なのです。リオ様はいつも周りに尊大な態度をとります。いつも自信満々で、如何にもな俺様キャラなのです。しかし、本当は繊細で気にしいで心配性で、何かあるとすぐにオロオロしてしまう、甘えたがりなタイプなのです。それを隠し、克服するためにあえて俺様キャラを演じていらっしゃるのです。
…可愛すぎませんか?可愛いですよね。可愛いです。少なくとも私にとっては可愛くて仕方ない年下婚約者なのです。そして私はそんなリオ様を甘やかしたくて仕方がないのです。これはそんな私と殿下の日常の話です。
どうぞよろしくお願いします