表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

34/53

34話『冬休み~スキーへ行こう~』

冬休み。

今日は以前から計画されていたスキーの日だ。

佐藤の親がどうやら地元にあるスキー場に連れてってくれるらしい。

駅前で待ち合わせをしてレンタルマイクロバスに乗って連れてってもらう。


日帰りなので遊べたとしても半日程度。夕方少し前には帰ることになる。


俺はセーターにコートとなるべく厚めの格好をした。

佐藤なんかも大体同じ服装だ。ただ女性陣は寒くないの?っていうような服装でいる。


あいりは上はセーターにコートだ。でも下はタイツを履いているがホットパンツといった服装で見ていて寒い。

もう1人の女子莉奈は首まである赤いニットでジーンズ。上にはダッフルコートを着ている。


「あいり、それ寒くない?」


「んー少し寒いけど大丈夫!」


まぁ本人が寒くないならいいんだろう。これで風邪をひいたら自業自得ということで。


それから佐藤の親に挨拶をして車に乗り、地元のスキー場まで乗っていく。


行きはみんな自由にしていた。眠い奴らは寝ていたし、起きてた奴らは話し合ったりスマホ使ったりしていた。俺は寝ていた。


それからしばらくしてスキー場に着いた。

それぞれ更衣室に行きスキーウェアに着替える。

持ってる奴は自分のを着てない人はレンタルを借りる。


俺と佐藤、田中、あいりはスキー

園部と莉奈はスノボーをやることになった。


園部と莉奈は元々やっていたらしく。二人でリフトに乗って上まで行ってしまった。


俺とあいりは下の方で動かし方ややり方などを教えてもらう。

田中や佐藤なんかにアドバイスを貰い一応滑るのと止まるのはできるようになった。


あいりもそこそこ出来るようになったので少し上の方に行き軽く滑ってみることになった。


まずは俺から滑り始める。と言ってもクネクネ動くことなど出来ないので真っ直ぐ滑り加速がつき始めると少し怖くなり板を近づけて緩やかにする。後ろから佐藤や田中が様子を見ながら着いてきてくれる。

あいりは自分ので手一杯みたいで悪戦苦闘している。


大体数時間滑っているとそれなりに滑れるようになってきた。調子に乗って佐藤の真似してターンしてみようとしたら出来ずに転倒したりした。

それでも楽しむことが出来た。


ひとまず休憩ということでスキーハウスに戻り暖を取る。

少しして園部と莉奈も休憩しに帰ってきた。


「どうだったそっちは」


佐藤が園部なんかに聞いている。


「面白かった、久しぶりだったけど何気に滑れるもんだね」


「そうなのか、次俺も上に行こうかな」


「そっちはどうだった?相葉は滑れるようになったのか?」


園部が聞いてくる。


「ああ、ぼちぼちかな」


「どうする上に行くか?」


俺は流石に上に行くのは度胸がないのでこれには遠慮した。

もう少し中間で満足いく滑りができてからだ。


「遠慮しとく、もう少し上手くなってからにするよ」


「了解」


休憩が終わってからは今度は俺を除いた男性陣は上に行った。

逆に莉奈があいりと共に今度は下に残る。

あいりはまだ上手く滑れてないのでそのために莉奈はあいりの練習兼俺の監視らしい。


俺は中間付近から滑り始める。少しは余裕を持って出来ている。

隣には莉奈が着いてきている。


「結構上手くなったじゃん、今日初めてなんだよね?」


「そうだよ」


「なら上達早いね!その調子で頑張りなよ、最後くらい上から滑りたいでしょ」


「怖いしやめとく」


「何そこでぶるってんのよ、まぁ無理に行っても怪我するだけだし、自信が出るまではそれでいいと思うよ」


「分かった」


莉奈はそこから外れ、あいりの様子を見に行ったみたいだ。俺はそのまま下まで降りて止まった。



もう帰るので俺達は着替えてマイクロバスに乗り込む。

今日だけで普通に滑れるくらいにはなれた。あいりはスキーよりスノボーでやった方が滑れたらしい。今度そっちもやってみたいものだ。


「それじゃあ帰るか」


「おう!」


そして俺達の冬休みは始まったのだ。

スキー未経験なので変なところあったらすみません

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ