第一章 転生
あ~あ、疲れた何でこうも毎日毎日おんなじことを繰り返しているのかな。でも、よく僕の周りでは病気になったりだとか、怪我をしたとか、振られただの、浮気されただのよくあったけどそんなに気にしてはいなかったし偶然自分の周りにはそういう人が多いだけかと思ってた。
「残業も終わったし帰るか」
そういって片付けて仕事場を後にした。
明日はようやくの休日だ。何しようかな。新しい小説とか漫画とかいろいろ買おう。あ、新作ゲームの発売日今日だった。しくったなこれも明日にでも買おう。
「おい!そこの兄ちゃんあぶねぇ!」
「へ?」
どちゃ!
そこで僕の人生は終わったはずだった。
____________________
眼が覚めるとよく分からない和室?のような部屋にいた。眠いな二度寝しよう。
「ちょっと待て!」
何だこの幼女は、僕はロリコンじゃないぞ。
「誰が幼女だって?」
そんなにすごんでも迫力が・・・・
「そんなことより、ここはどこなんですか?」
「ここか?・・・うぅ~んなんといえばよいか?簡単に言ってしまえばどこでもないこの私が作った空間といったほうがいいのかな?」
「疑問系で言われても困るんで質問を変えます。どうして僕は死んだんですか?」
「何だ、死んだことに気づいてたの・・・まぁいい、それは君の魂がこの世界に送られるべき魂ではなくて別の世界から流れてきてしまった魂でな、しかも正面玄関から堂々と流れてしまって気づくのに遅れが生じてしまったのでな仕方なく死んでもらったのだ」
なるほど、でもそれだけで普通殺すか?
「その疑問についてか?」
「やっぱり心読まれてたか」
「とりあえず理由を説明をしてあげる。言ってしまうと世界と魂が合わなくて拒絶反応を起こしてしまうの」
「拒絶反応?」
「そう、具体的に言うと、自身には何も起こらないけど周りの人が不幸になったりしてしまい。世界のシステムそのものに綻びができて、下手をすると世界そのものが消えてなくなってしまうの。そういうわけだから、仕方がなく殺るしかなかったの。あ、でも安心して今回は特別処置として記憶は消さないから、それにこれからいく世界は今のあなたで言うところのRPGのような世界だから。体力とかあるけど最終的には気持ちの問題のところだから。さらに今回はさらにこちら側からの謝罪としてスキルポイントを少し多く渡すのでここで決めてください」
いや、長かったけど結構重要そうな話をしていたのでしっかり覚えておこう。スキルかどうしようかな。
「うわ!なんだこれ?」
「タブレット端末それにスキルの情報が載ってるから好きに選んでいいよ」
なんと投げやりのようだけど、助かるな。どれにしようかな。よしっ!決まった。
《重力魔法:重力に関する魔法
鑑定:調べることができる
練成:鉱物などの形成ができる
重力操作:重力を操れる
未来視:未来の出来事を見ることができる
年齢操作:年齢を操作できる》
「決まったのですが、どうするのですか?」
「きまった?それじゃあ転生を開始するから」
そうするとだんだんと体の感覚がなくなるように白い光が体を包んでく。
「大丈夫。聞きたいこととかあったら教会なりに祈りに来れば会えるかもしれないから」
「え、ちょ」
「良き二回目のじんせいを~」
そこで僕の意識はなくなった。