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第四話 ルール
お待たせしました!第四話です!
「あ、そうだ。ルールを作ろうか。破ったやつも死ぬからね〜」
ピエロが指を鳴らすとブリキが扉から現れ全員に紙を渡す。
そこにはこう書いていた。
1.22時ー7時間の殺人を禁ずる
2.自殺を禁ずる
3.屋敷から出ることを禁ずる
の3つだった。
「一つ目の理由は休みもあげようと思ってね。暗殺も面白いと思うけどね!二つ目の理由はつまらないからだよ〜。ゲームの意味もなくなっちゃうからね。そして最後は無理だろうけどね」
先ほど扉を見たときに、普通に見えた。
一体何が無理なのだろうか。
「言わないのも面白くなりそうだからいいかと思ったけど特別に教えてあげるよ〜!」
ピエロは入り口の扉を指差す。
「あの扉にはある仕掛けがしてあるんだ!それが電気ショック。ショックのレベルじゃないけどね。まあ、見た人もいたからわかるよね〜」
少し周りがざわめく。
どうやら脱走者がいたのだろう。
「さあ、準備は整った。今度こそゲームを始めよう!あははははは!!」
ピエロは笑いながら消え、もう現れることはなかった。
ありがとうございました