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第一話 悲劇はここから
お待たせしました!第一話です
ホールへ着くといろいろな人がいた。
「ディル。お前どうして城に来たがってたんだ?いつもは興味ないくせに。知り合いでもいるのか?」
「いや、そうじゃない。ちょっと気になることがあってな」
「気になること、か」
「そういうお前はどうしてだよ?」
「俺も少し妙な噂を聞いてな」
二人がこの城に来たのはある噂からだ。
とある国でパーティをした時に、突然全ての人間が姿を消したらしい。
王族も民衆も関係なく全て。
そこには必ずある人物が現れるらしい。
ピエロと人々から呼ばれている。
「いないといいけどな…」
ディルがそう呟いた瞬間、全ての電気が消え、姿を現したのがピエロだった。
「うそ…だろ?」
「おいおい。まさか本当に…」
二人は驚く。
ピエロはただこちらを見て笑う。
これが全ての始まりだった。
ありがとうございました!