プロローグ
初めましてまたはこんにちは!白黒ブリキです!三作目作ってみました!
更新は遅めですが暖かく見守ってください!
地球から遥か離れた遠い星。
この星には幾つかの国が存在した。
数はおよそ20。
権力は均衡に保たれており、平和を維持していた。
しかし、どこの国にも属さない土地があった。
悲劇はこの大地で起きた。
ーーー…
×××年の某日。
この日、一つの国の王が誕生日を迎えた。
国民は盛大に王を祝った。
城には他国からの民や商人もたくさん着ていた。
この日この国に訪れた旅人の少年ルイーダスもそうだった。
城へ足を運ぶと一人の少年が城門の前で揉めていた。
「よお、ディル。どうしたんだよ、こんなとこで?」
「ルイーダス!久しぶりじゃん!聞いてくれよルイーダス!城へ入りたいのにこいつらが入らせてくれないんだよ」
「だから招待状を持たなきゃ入れないと言っているだろ」
大体察しはついた。
彼、ディルは招待状を持ってないのに城へ来たのだろう。
だからここにいると。
「はあ、仕方ない。これで許してくれないか?」
ルイーダスは懐から一枚の封筒を差し出す。
「これで彼も入れてやってくれ」
「その封筒は確かに招待状だな。よし、いいだろう。こいつも連れていけ」
「ありがとう」
こうしてルイーダスとディルは城のパーティへ向かった。
ありがとうございました!