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第97話 ネリ

「どう?あなたたちやる気はある?」


「もちろんやるよ、そんな面白いことやらないわけないから

な?シュン」


「あ、ああそうだな

おれもやります」


明らかにライドンに流された雰囲気のシュン。


「なんだよ、びびってるのか?」


ライドンは既に楽しみで仕方がない、といった感じだ。


「おれもやります、この五人なら」


「私もやるわ」


「やらせてください

願ってもない話です」


デコイ、スーノ、ネリとも、それぞれやる気を表明してみせた。


「このタスクは時期が決まってて、クロニアの聖拍院が決めてるの

7月2週目だからあと2週間ぐらいあるのよね

一旦バラけてそれぞれ地元に帰る?」


ジルは五人に帰省を提案した。


「いいですよ、我々はここからグレイグに向かう途中が家ですし」


デコイとスーノはクロニアだから話が早いようだ。


「私は…プリーストまで戻ってもやることがないので…

ジルさん、その間何かタスクはもらえませんか?」


ネリはあまり家に帰りたくないらしい。


「そうね、でもひとまず開墾された土地はほとんど畑にしてしまったし… 一旦土を休ませないとだからね

5日ぐらい待ってもらえるかしら?」


「5日ですか、そうですか…

そうしたら、私もシュンさんとライドンさんに同行してテンポスに行けませんか?」


「え、うちに来るの?」


突然のことにシュンは驚いた。


「だめでしょうか?

宿はこちらで確保します

やはり女の一人旅となると、面倒な輩に遭遇することもあるので

男の人がついていてくれると助かるのですが」


「そういう意味かよ

いいんじゃないか?シュン

ネリは結構な実力派だし、話を聞きたい」


ライドンは乗り気だ。

もちろん、シュンにとっても断る理由などない。


「わかった、いいよ

でもさ、なんでテンポスに行きたいの?」


「テンポスの花園のタスクありますよね?

あれってプリーストの私にもできたはずですよね」


ジルの表情が少し変わった。


「あれをやりたいの?」

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