4 メイドさんはだれ?
けっこうあきましたねー。
お久しぶりです。
「では、改めましてお嬢様。私はお嬢様付きの侍女でエルリと申します。」
エルリねぇ…私の前世のお姉ちゃんの名前とにてるわぁ。
覚えやすい。
「エルリですね。よろしくお願いします。」
そういうとエルリは泣きそうになった。
「…お嬢様。」
あー、この子泣きそうだわ。
それだけ、この体の持ち主は大事にされていたってことよね。
私も大事にしないと。
「おっほん。マリよ。体は大丈夫なのか?無理はしたらいかんぞ。」
「そうよ、マリ。随分と寝ていたのだから体力とかもないのでしょ?辛くない?」
そんなに私は長く寝ていたのかな。
けれど体は全然元気なのだ。
むしろ、元気すぎるくらいに。
「全然大丈夫です。心配してくださりありがとうございます。」
そういうと、お父さんとお母さんは顔を見合わせてまた来ると言い、部屋から出ていった。
「お嬢様。何かありましたら私になんでも言ってくださいね。」
と言い、エルリも部屋から出ていった。
ふぅー。やっと1人になれた。
少し考え事をしよう。前世の整理からだね。
そう思い、私は前世のことについて考えた。
前世の記憶!
どんなんでしょうか?
次回は頑張って早めに投稿します