ショーツに尿パッド
前回の続き。
由美は膀胱炎の後で頻尿になり、
ショーツに尿パッドを付けていた。
毎日・・
工場では、毎日、少量のおもらしを・・
パッドで吸収できる範囲だったので、
スカートやストッキング等を汚すことはなかった。
電子部品を入れたコンテナや段ボール箱に替えの尿パッドを入れて、
トイレに行くことも。
ポーチを毎日持ち歩くのは恥ずかしい・・
さて、職場の忘年会。
由美はポーチを持って、会場(飲食店)のトイレに複数回行った。
品質管理課の要員は若干名で、ほとんど女性。
おばさんと「若い子」がほぼ半々。
忘年会の会場で、由美と同年代で隣に座った女の子が、
「由美ちゃん、生理? 大丈夫?」
「二次会には出ないで帰るわ」
「そのほうがいいわね。明日はお休みでよかったね」
忘年会が終わり、由美は飲食店の駐車場でマイカーに乗り込んだ。
「またトイレに行きたい。さっき行ったばかりなのに」
クルマから降りて、また店に戻ってトイレを借りるのは恥ずかしい・・
「お家まで20分だから、なんとかがまんしなくちゃ」
クルマを発進させて、最初の交差点で赤信号に。
「私・・おしっこしたいのも赤信号・・」
(続く)