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爆縮と体温の機知(7)

意思の自由、形の不自由

誰かに決められたこと

伝統的な形であること

それを不自由に感じる人間が居る

不自由だと言う人間も居る

馬鹿みたいな形だ

では、何故ここまで

それを継続したのか

理解することは無いだろう

些か、我儘なのだ

それをしない分だけ

劣っているとは言わないが

いくつかの部分をすっ飛ばして

自分本位に結論を出し

周りに優劣をつけているからである

自由な者というより

面倒な者であるが

あれを自由な者だと

若人達が言うなら

世界は不自由の方が良いだろう


交通事故があり

そこにお地蔵様があることは

意味を成しているが

それを理解しない者にとっては

何ら、意味の無い

ただの石ころである

理解しない者にとっては

砕こうとも遊ぼうとも

関係の無い話なのだ

罰当たりの概念すらないから

道端の小石と変わらないのである

そんな人間の話す言葉は

遠回りになっても

同じ意味に近い物になる

あの者達は

自由だと言うのだ

まるで誰かの為であるかのように

ニタリと笑いながら

取り憑かれたように言うのである


何故、そうなっているのか

考えない者にとって

技術や知識は要らないだろう

専門は専門家に任せて

自分は使うだけで

根本の形を理解しない

無理矢理に理解させる状態を作れば

不自由だと言う

それは良いと思う

専門家の考えの中で

飼われている形になるからだ

不自由は嫌だと言いながら

不自由の中に居る状態なのである

自由だと思えるのであれば

誰かに不自由にされていようと

当人は構わないのかもしれない

そのように構わない人間が

他者に対して圧力をかける

馬鹿を相手にしてはいけないならば

そういう人達も含まれるだろう

理解した上での反対者は

限りなく少ない

人間は結論ですら

実に自由である




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