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どぉなつ達の日常  作者: ドーナツ
7/7

第6食 おうちで遊びたい!


公園のブランコの音がする。

乗っているのはポリ子とドナ子だった。


「...あ!」

「ん?どしたのドナ子。」


ドナ子が突然声を上げそれにポリ子が疑問を持つ。

間髪入れずにドナ子は喋り続ける。


「あーしポリ子の家行きたい!!」

「え突然だね?」

「今!だめ!?」

「いや別にいいと思うけど...」

「じゃあ行こう!ほら早く早く!」


ドナ子はやりたいと思ったことを比較的すぐに行動に移す方なのでこういうことはよくある。

それになんとか食らいつくようにポリ子はドナ子を家に連れて行く。


「へぇー、ここがポリ子ん家なんだね。」

「そーだよー!入ろ入ろ!」


ポリ子が玄関の鍵を開け、2人は家の中に入る。


「お母さーん!友達連れてきたー!」

「えぇ?あらぁ、初めまして。」

「初めましてー!あーしドナ子って言います!」

「ふふっ、元気な子ね。母のハニップです。あなたー?挨拶くらいしときなさいよ?」

「あぁ...父のエクムです。よくドナ子ちゃんの話は聞くよ。」

「えーまじっすかうれしい!」

「ゆっくりしていってな。」


奥の部屋から両親がやってきたため、ドナ子は軽く挨拶を済ませる。

挨拶が済んだのを確認するとポリ子はドナ子を自分の部屋に案内する。


「ここが私の部屋だよー!」

「あれ?この隣の部屋は?」

「あぁ、そこはお兄ちゃんの部屋だよ。私でさえ入れてくれないんだから入っちゃだめだよ?」

「りょーかーーい!」


そういえばポリ子のお兄ちゃんに会ったことないななんてことを思いつつ、ドナ子は部屋の中に入る。

2人が座ると何するかを話始める。


「何するー?」

「うーーん、あそうだ!このゲームあるから一緒にやろ?」

「いいね!あーしそれやりたい!!」


2人はポリ子が提案したゲームをすることにする。

2人用のテレビゲームだ。それなりに協力が必要なゲームだが、ポリ子は意外とどこに何があるかを把握していた。

昔にどぉなつと一緒にやったんだろうなと思うと、少し微笑ましくなった。

すると、部屋のドアがコンコンっと鳴る。


「ジュース持ってきたわよー?」

「お!ありがとーお母さん!!」


ハニップが部屋の中に入るとジュースを置いて少し2人の様子を見てから出ていく。

持ってきたジュースはコーラだった。


「おっ、あーしコーラ好きなんだよねぇ!」

「わかるー!美味しいよねー!.........んえっ!?なにこれ!?!?」


ポリ子がコーラを口にした途端少し吹き出し、なにこれと声を上げる。


「えぇー?コーラじゃないの?」


ドナ子が匂いを確認するとこれはコーラではないことがわかった。

それに気づいたドナ子は少し笑いながら話す。


「これコーラじゃない笑」

「じゃあなにこれ!!」

「炭酸コーヒーだよ!」

「炭酸コーヒー...?」


炭酸コーヒーというほんっとうに聞いたことのない飲み物の名前が出てポリ子は困惑するのであった。


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