表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
どぉなつ達の日常  作者: ドーナツ
5/7

第4食 伝説のニンジンソード!?


ある日、ワァナツはどぉなつ星名物の人参狩りに来ていた。

名の通り人参を時間制限以内に無制限で取れるといういいイベントだ。


「人参だらけだーー!!!」


ちなみにワァナツは大の人参好きだ。

なので少しお金を払ってもこの人参狩りに来たそうだ。


「ん...あれは?」


ワァナツの目に入ったのはとてもとても光ってるように見える人参。

即座にそこへ向かうと今日の朝、家を出る前に調べたことを思い出す。


「確か...人参によく似たニンジンソードがあるって見たな......それに値打ちがあるから売れば一生遊んで暮らせるって...」


周りの目を少し気にしてからすぐにバッとその光る人参をカゴに入れた

無事家に帰ると、ポリ子の元へ向かう


「ポリ子ーーー!」

「うわっ、なに急にびっくりした。」

「見ろ!これはニンジンソードだ!!」

「.....は?」


すこし真を置いてからポリ子は疑問に思い聞き返す。

それにかぶせるように再び説明する。


「だーかーらー!!値打ちがすっごいある伝説の!!ニンジンソード!!!」

「あっ...そうですか。」


やはり引いた感じでポリ子は答える。

するとその瞬間にワァナツの持っている人参が光り出す。


「ほら!見て光ったよ!!」

「え、ほんとだ、まさかほんとに!!!」


その様子を横から見ていてたフレンクも声をかけにやってくる。


「よー!何やってんのお二人さん!」

「あ!フレンク!!」

「ポリ子ちゃんもおひさ~」

「フレンクさんお久しぶりです!」

「で、何してんの!」


ワァナツはフレンクに今まで話していたニンジンソードの話を軽く説明する。

フレンクは少し考えた顔でなるほどという表情をしてから口を開く。


「つまりは、それが本物だったら売って一生遊んで暮らそうって話か?」

「そう!で、ポリ子にこれが本物ってことを証明しようと思っててな!そしたらさっき光ったもんだから...」

「まじ!?じゃあほんとに本物なんじゃね?」

「でもさすがにそんなこと...」


再びポリ子が疑い始めるとワァナツがまた証明しようとする


「じゃあほらどうよこれ!」


そういうとワァナツはその人参を振り回し始める

それを見たフレンクが急いで止めようとする。


「おい!本物だったらそうするんだよあぶねぇだろ!!」

「当てないから大丈夫~!」

「私には当てないでよ?」


しばらく振り続けているが音や風を切る様子は本当に剣のような風格だった

ワァナツが疲れると剣を振るのをやめた

その瞬間!人参が金色に光り始めた!!


「こ、これは!!」

「まさかほんとに!」

「どうだ!俺の言ったことは正しかったろ!!」


人参が光り続け、その金に光ったまま!ついに!!ついに...!!!


「...」

「......」

「.........」


3人の目には...ただのオレンジ色の人参があった。

金色に光る虫がいっぱいついてるだけだったみたいだ。

その横をナツ男が通る。


「ふむ...今夜は人参を使いましょうかな。」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ